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【金相場】11日のNY金相場は、対ユーロでのドル高を背景に圧迫され反落。中心限月の12月限は1トロイオンス1861.60ドル(-14.80ドル)と、マイナス圏に転じて取引きを終了。外国為替市場では、対ユーロでドル高が進行。ドル建てで取引される金商品の割高感につながり、相場を圧迫された。また、新型コロナウイルスのワクチン開発進展による経済正常化への期待が高まる中、投資家のリスク回避姿勢が後退した事も意識された。ただ、欧米を中心とした新型コロナウイルスの感染再拡大に歯止めはかかっておらず、投資家の警戒感は依然として根強く、売り一巡後は買い戻す動きもあった。
国内の金相場は、ドル高に圧迫されたNY相場を映し反落。買取ベースでは1gあたり6,902円(-31円)と、マイナス圏に転じ反落しました。
《10日間の金相場価格推移(買取)》
11/12 6,902円 (-31円)
11/11 6,933円 (+8円)
11/10 6,925円 (-137円)
11/09 7,062円 (+14円)
11/06 7,048円 (+76円)
11/05 6,972円 (-31円)
11/04 7003円 (+107円)
11/02 6896円 (+40円)
10/30 6856円 (-34円)
10/29 6890円 (-95円)
10日間の金相場平均価格:6,949円/g
【パラジウム相場】11日のNYパラジウム相場は、このところの急騰に対する利確から売り押され大幅続落。中心限月の12月限は1トロイオンス2316.80ドル(-154.60ドル)と、約1週間(4日相場)ぶりの安値に戻して取引きを終了。各国中央銀行の金融緩和拡大や、新型コロナウイルスのワクチン開発進展による経済正常化への期待感から、前週より大きく買われ6日には大台の2500ドル台に乗せるなど、およそ8ヶ月ぶり(2月27日相場来)の高値を更新するなど一段高となっていた事から、今週は利益を確定する動きが広がり、この日も序盤より軟調に推移した。また、ユーロ売り・ドル買いが進んだ事で、ドル建てのパラジウムは割高感が意識されたほか、欧米を中心とした新型コロナウイルスの感染再拡大に歯止めは掛かっておらず、景気への先行き不安が根強い事も材料となった。
国内のパラジウム相場は、このところの急騰に対する反動売りに押されたNY相場を受け軟調に推移。買取では1gあたり8,652円(-396円)と、高値から調整される展開となりました。
《10日間のパラジウム相場価格推移(買取)》
11/12 8652円 (-396円)
11/11 9,048円 (-49円)
11/10 9,097円 (+225円)
11/09 8872円 (+319円)
11/06 8553円 (+226円)
11/05 8327円 (-61円)
11/04 8388円 (+220円)
11/02 8168円 (-11円)
10/30 8179円 (-159円)
10/29 8338円 (-215円)
10日間のパラジウム相場平均価格:8,562円/g
12:00現在の金相場は1トロイオンス1875.70ドル、パラジウムは2345.90ドル、為替は1$105円30銭前後の値動きで推移しております。