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2020年11月11日国内金相場は小反発した一方、パラジウムは連日の急騰が一服し4営業日ぶりに反落↓

【金相場】10日のNY金相場は、前日の下げに対する反動から買い戻しが優勢となり反発。中心限月の12月限は1トロイオンス1876.40ドル(+22.00ドル)と、プラス圏に転じて取引きを終了。前日に米製薬のファイザーと独ビオンテックがコロナワクチンの臨床試験で高い有効性を示したと発表された事で、投資家がリスク資産のポジションを高める中で、9日の金相場は相対的に売られ軟調となった。この日はそんな下げに対する値頃感が意識され、序盤より買い戻しが入り上昇。途中、戻りを売られる場面もあったがドル安再開や押し目を買われ、この日は買い優勢で取引きを終えた。

国内の金相場は、買い戻されたNY相場を映し小反発。買取ベースでは1gあたり6,933円(+8円)と、横ばい圏ながらプラス圏に転じ上昇しました。

《10日間の金相場価格推移(買取)》

11/11  6,933円 (+8円)

11/10  6,925円 (-137円)

11/09  7,062円 (+14円)

11/06  7,048円 (+76円)

11/05  6,972円 (-31円)

11/04  7003円 (+107円)

11/02  6896円 (+40円)

10/30  6856円 (-34円)

10/29  6890円 (-95円)

10/28  6985円 (-27円)

10日間の金相場平均価格:6,957円/g



【パラジウム相場】10日のNYパラジウム相場は、このところの急騰に対する利確売りが出た事で軟調に推移。中心限月の12月限は1トロイオンス2471.40(-27.80ドル)と、売り優勢で取引きを終了。前週は6連騰し、週末6日には大台の2500ドル台に乗せるなど、史上最高値を記録した2月27日相場(2711.70ドル)以来およそ8ヶ月ぶりの高値を更新していた事から、この日は時間外取引より利益確定目的の売りが先行し安寄りした。一方、新型コロナウイルスのワクチン開発進展への期待は持続しており、欧州時間に入ると株高が継続した事で買い戻しが入り前日終値水準まで浮上。米国株も買い地合いが継続するなど、リスク選好の流れが続く中でパラジウムも買われたが、利益を確定する売りも出やすかった事で、結局はマイナス圏で引けた。

国内のパラジウムは、利確売りが出たNY相場を映し連騰が一服。買取では1gあたり9,048円(-49円)と、前日に記録した3月26日相場以来およそ7ヶ月半ぶりの高値から値を下げ、4営業日ぶりに反落しました。

《10日間のパラジウム相場価格推移(買取)》

11/11  9,048円 (-49円)

11/10  9,097円 (+225円)

11/09  8872円 (+319円)

11/06  8553円 (+226円)

11/05  8327円 (-61円)

11/04  8388円 (+220円)

11/02  8168円 (-11円)

10/30  8179円 (-159円)

10/29  8338円 (-215円)

10/28  8553円 (-104円)

10日間のパラジウム相場平均価格:8,552円/g


11:30現在の金相場は1トロイオンス1885.80ドル、パラジウムは2479.65ドル、為替は1$105円13銭前後の値動きで推移しております。

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