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【金相場】3日のNY金相場は、ドル安・ユーロ高に伴う割安感を背景に買われ3営業日続伸。中心限月の12月限は1トロイオンス1910.40ドル(+17.90ドル)と、約1週間ぶり(10月27日相場以来)の高値に戻し、同日ぶりに節目の1900ドル台に戻して取引きを終了。この日の金相場は、時間外取引のアジア市場では売りが先行し安寄りした。その後、米大統領選・議会選に伴う混乱に備えた保険としての金需要が高まり、相場は次第に買い戻しに反転。また、米国大統領選で民主党バイデン前副大統領の勝利が見込まれる中、外国為替市場ではドル安が進んだ事も意識されプラス圏に浮上。米選挙後に大規模経済対策がまとまるとの期待感も材料視され、金相場は一段高で取引きを終えた。
国内の金相場は、一段高となったNY相場を映し急伸。買取ベースでは1gあたり7,003円(+107円)と、10月27日相場(約1週間)ぶりの高値に戻し、同日ぶりに大台の7,000円台に再浮上しました。
《10日間の金相場価格推移(買取)》
11/04 7003円 (+107円)
11/02 6896円 (+40円)
10/30 6856円 (-34円)
10/29 6890円 (-95円)
10/28 6985円 (-27円)
10/27 7012円 (+30円)
10/26 6982円 (-29円)
10/23 7011円 (-54円)
10/22 7065円 (-27円)
10/21 7092円 (+34円)
10日間の金相場平均価格:6,979円/g
【パラジウム相場】3日のNYパラジウム相場は、ドル安の進行や、米選挙後に大規模経済対策がまとまるとの期待感から買いが膨らみ急伸。中心限月の12月限は1トロイオンス2297.80ドル(+77.40ドル)と、3営業日続伸し、約1週間ぶり(10月27日相場以来)の高値に戻して取引きを終了。リスク回避の動きを受け先週は調整安となっていた事から、今週は安値拾いや持ち高調整買いが入り、この日も序盤より買いが先行した。また、米選挙後に大規模経済対策がまとまるとの期待感から、市場のリスク選好意欲が高まり米国株式相場が9月以来の上げ幅を記録するなど急伸。パラジウムも連れて買いが膨らみ上げ幅を拡大。加えて、ドルを売る動きが加速したほか、供給引き締め観測から原油が堅調となった事も買い材料となり、この日は一段高で取引きを終えた。
国内のパラジウムは、急伸したNY相場を映し大幅反発。買取では1gあたり8,388円(+220円)と、9営業日ぶりに急反発。前営業日比+2.6%の上げ幅を記録し、10月28日相場(約1週間)ぶりの高値となるなど調整地合いが一服となりました。
《10日間のパラジウム相場価格推移(買取)》
11/04 8388円 (+220円)
11/02 8168円 (-11円)
10/30 8179円 (-159円)
10/29 8338円 (-215円)
10/28 8553円 (-104円)
10/27 8657円 (-28円)
10/26 8685円 (-49円)
10/23 8734円 (-55円)
10/22 8789円 (-55円)
10/21 8844円 (+176円)
10日間のパラジウム相場平均価格:8,534円/g
11:45現在の金相場は1トロイオンス1893.80ドル、パラジウムは2267.90ドル、為替は1$105円32銭前後の値動きで推移しております。