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【金相場】週明け5日のNY金相場は、ドルがユーロなどに対して売られた事から買いが入り反発。中心限月の12月限は1トロイオンス1920.10ドル(+12.50ドル)と、買い優勢で推移し、9月18日相場以来およそ3週間ぶりの高値で取引きを終了。新型コロナウイルスに感染し入院中のトランプ米大統領の専属医は4日の記者会見で、トランプ氏の「状況は改善を続けている」と説明し、早ければ5日にも退院できる見通しを示した。これを受けて、投資家のリスク回避姿勢が和らぎ、米株相場は堅調に推移した半面、安全資産とされる金は軟調となった。ただ、米国追加経済対策を巡る協議進展への期待で楽観が広がった事から、外国為替市場ではドル売り・ユーロ買いが進行。ドル建ての金相場は割安感からプラス圏に反転し、結局9月18日相場(約3週間)ぶりの高値で引けた。
国内の金相場は、買い優勢となった週明けのNY市場を映し反発。買取ベースでは1gあたり7,105円(+56円)と、9月18日相場以来およそ3週間ぶりの高値となり、同日ぶりに7,100円台に浮上しました。
《10日間の金相場価格推移(買取)》
10/06 7105円 (+56円)
10/05 7049円 (-6円)
10/02 7055円 (+63円)
10/01 6992円 (-45円)
09/30 7037円 (+50円)
09/29 6987円 (+81円)
09/28 6906円 (-23円)
09/25 6929円 (+27円)
09/24 6902円 (-140円)
09/23 7042円 (-144円)
10日間の金相場平均価格:7,000円/g
【パラジウム相場】週明け5日のNYパラジウム相場は、ドル安進行や、リスク選好意欲の高まりを背景に買いが旺盛となり急反発。中心限月の12月限は1トロイオンス2378.40ドル(+53.40ドル)と、9月18日相場以来およそ3週間ぶりの高値で取引きを終了。新型コロナウイルスに感染したトランプ米大統領がこの日に退院すると伝わったことや、米国の追加経済対策を巡る協議進展への期待で楽観が広がった事から、株式が堅調に推移するなど市場ではリスク選好意欲が台頭。パラジウムにも買いが入り上昇した。また、米サプライマネジメント協会(ISM)が発表した9月の非製造業景況感指数は2カ月ぶりに上昇し、市場予想もやや上回るなど堅調となった事を受け、パラジウムは上げ幅を拡大。ドル安の進行も加わり相場は一時2384.10ドルまで急騰する場面もあった。その後、ドル売り一服を受け上値を抑えられるも、買い地合いの流れは変わらず50ドル超の上げ幅を維持して引けた。
国内のパラジウム相場は、大幅高に振れた週明けのNY相場を映し急伸。買取では1gあたり8,707円(+193円)と、9月17日相場(約3週間)ぶりの高値を付け、同日ぶりに8,700円台に浮上するなど価格水準を切り上げる展開となりました。
《10日間のパラジウム相場価格推移(買取)》
10/06 8707円 (+193円)
10/05 8514円 (-17円)
10/02 8531円 (+28円)
10/01 8503円 (-11円)
09/30 8514円 (+148円)
09/29 8366円 (+160円)
09/28 8206円 (-61円)
09/25 8267円 (+77円)
09/24 8190円 (-38円)
09/23 8228円 (-347円)
10日間のパラジウム相場平均価格:8,403円/g
14:30現在の金相場は1トロイオンス1923.10ドル、パラジウムは2382.85ドル、為替は1$105円68銭前後の値動きで推移しております。