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【金相場】週明け28日のNY金相場は、対ユーロでのドル安を背景に買われ反発。中心限月の12月限は1トロイオンス1882.30ドル(+16.00ドル)と、プラス圏に転じ、買い優勢で取引きを終了。この日は外国為替市場ではドルが主要通貨に対して下落し、ドルの代替投資先である金に資金が流入した。また、新型コロナウィルスへの感染再拡大が意識された事で、逃避需要から金に買いが入り易かったほか、先週中旬には8月につけた史上最高値から調整地合いとなっていた事もあって安値拾いも入り、この日は買い優勢で取引きを終えた。市場では29日の米大統領候補討論会や、10月2日の米雇用統計発表に関心が高まっている。
国内の金相場は、安値拾いやドル安を背景に買われた週明けのNY相場を映し大幅反発。買取ベースでは1gあたり6,987円(+81円)と、プラス圏に転じ、23日相場(約1週間)ぶりの高値に値戻しました。
《10日間の金相場価格推移(買取)》
09/29 6987円 (+81円)
09/28 6906円 (-23円)
09/25 6929円 (+27円)
09/24 6902円 (-140円)
09/23 7042円 (-36円)
09/18 7186円 (-36円)
09/17 7222円 (-5円)
09/16 7227円 (-47円)
09/15 7274円 (+26円)
09/14 7248円 (-23円)
10日間の金相場平均価格:7,092円/g
【パラジウム相場】週明け28日のNYパラジウム相場は、ドル安や、堅調な中国経済指標、欧米株価の大幅高を背景に買いが強まり3営業日ぶりに急反発。中心限月の12月限月は1トロイオンス2271.50ドル(+49.30ドル)と、21日相場以来およそ1週間ぶりの高値に戻して取引きを終了。この日は8月の中国工業利益が4カ月連続の増加となった事を受け、パラジウムは時間外取引きより買いが先行し上昇した。また、ユーロ売りが一巡し、ドル高の流れが一服したほか、欧州の主要株価指数が3カ月ぶりの大幅高となるなど、堅調となった事で投資家心理が改善。リスク選好意欲が高まる中、米国株も大幅高で推移するなど世界的な株高も押し上げ材料となり、パラジウムも上げ幅を拡大した。
国内のパラジウム相場は、大幅高に振れた週明けのNY相場を映し急反発。買取では1gあたり8,366円(+160円)と、8,300円台に乗せ、18日相場以来およそ1週間ぶりの高値となりました。
《10日間のパラジウム相場価格推移(買取)》
09/29 8366円 (+160円)
09/28 8206円 (-61円)
09/25 8267円 (+77円)
09/24 8190円 (-38円)
09/23 8228円 (-347円)
09/18 8575円 (-170円)
09/17 8745円 (-33円)
09/16 8778円 (+225円)
09/15 8553円 (-71円)
09/14 8624円 (+121円)
10日間のパラジウム相場平均価格:8,453円/g
12:00現在の金相場は1トロイオンス1891.60ドル、パラジウムは2285.90ドル、為替は1$105円54銭前後の値動きで推移しております。