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【金相場】22日のNY金相場は、ドル高・ユーロ安に伴う割高感に押され小幅続落。中心限月の12月限は1トロイオンス1907.60ドル(-3.00ドル)と、小幅ながら値を落として取引きを終了。この日の金相場は、利確売りが旺盛となった前日相場の反動から、時間外取引では押し目を買われプラス圏で推移した。その後、欧州時間に入ると英国が新型コロナ対策で新たな制限措置を導入しポンド安となったほか、対ユーロでドル高が進んだ事も割高感を意識される展開となり金は相場を圧迫された。一方、パウエル米連邦準備制度理事会(FRB)議長は22日の下院公聴会で証言し、追加支援の必要性を強調した事で買い戻される場面もあった。
連休明けの国内金相場は、NY相場の値動きを映し
軟調に推移。買取ベースでは1gあたり7,042円(-144円)と、調整安の展開となりました。
《10日間の金相場価格推移(買取)》
09/23 7042円 (-36円)
09/18 7186円 (-36円)
09/17 7222円 (-5円)
09/16 7227円 (-47円)
09/15 7274円 (+26円)
09/14 7248円 (-23円)
09/11 7271円 (+1円)
09/10 7270円 (+80円)
09/09 7190円 (-28円)
09/08 7218円 (-13円)
10日間の金相場平均価格:7,215円/g
【パラジウム相場】22日のNYパラジウム相場は、引き続き高値圏からの調整売りが優勢となり続落。中心限月の12月限は1トロイオンス2229.60ドル(-52.10ドル)と、マイナス圏で取引きを終了。先週16日には直近高値を上抜いて、約6ヶ月半ぶり(3月6日相場以来)の高値を記録するなど一段高となっていた事から、前日21日には利益確定目的の売りが出て大幅安となった。この日はそんな前日相場の安値反動から、時間外取引では押し目買いが入りプラス圏で推移。しかし、英国でのコロナ感染の広がりを受け、新たな対策制限措置を発表した事で上値を重くしたほか、ドル高の流れが圧迫材料となりマイナス圏に反転した。途中、米国株が押し目を買われ堅調となった事で連れ高となるも、他貴金属の値動きを眺めて結局売り優勢で取引きを終えた。
連休明けの国内パラジウムは、高値圏からの利確売りに押されたNY相場を映し軟調推移。買取では1gあたり8,228円(-347円)と、このところ約5ヶ月半ぶりの高値圏で推移していた反動から調整地合いとなり、約2週間(8月31日相場)ぶりの安値に値戻しました。
《10日間のパラジウム相場価格推移(買取)》
09/23 8228円 (-347円)
09/18 8575円 (-170円)
09/17 8745円 (-33円)
09/16 8778円 (+225円)
09/15 8553円 (-71円)
09/14 8624円 (+121円)
09/11 8503円 (-22円)
09/10 8525円 (+93円)
09/09 8432円 (-104円)
09/08 8536円 (+38円)
10日間のパラジウム相場平均価格:8,550円/g
13:20現在の金相場は1トロイオンス1898.60ドル、パラジウムは2239.40ドル、為替は1$105円08銭前後の値動きで推移しております。