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【金相場】週明け8日のNY金相場は、欧米株安を意識した買いが入り反発。中心限月の12月限は1トロイオンス1943.20ドル(+8.90ドル)と、4営業日ぶりにプラス圏に反転して取引きを終了。この日は、欧米株安となったことで投資家のリスク回避姿勢が強まり、安全資産としての金が買われやすかったほか、米中関係の悪化も引き続き金の支援材料となり序盤より堅調となった。ただ一方で、外国為替市場では対ユーロでドル高が進行。ドル建てで取引される金商品に割高感が生じ、上値を抑えられる場面もあった。また、10日に行われる欧州中央銀行(ECB)定例理事会を控えて様子見ムードも広がっていた。
国内の金相場は、連休が明けたNY市場では買いが優勢となるも、為替が円高に傾斜した事を受けマイナス圏へ沈下。買取ベースでは1gあたり7,190円(-28円)と、値を下げ続落となりました。
《10日間の金相場価格推移(買取)》
09/09 7190円 (-28円)
09/08 7218円 (-13円)
09/07 7231円 (+18円)
09/04 7213円 (-54円)
09/03 7267円 (-66円)
09/02 7333円 (+10円)
09/01 7323円 (+31円)
08/31 7292円 (+66円)
08/28 7226円 (-40円)
08/27 7266円 (+50円)
10日間の金相場平均価格:7,256円/g
【パラジウム相場】連休明け8日のNYパラジウム相場は、このところの急騰に対する持ち高調整や、ドル高・株安が意識され反落。中心限月の12月限は1トロイオンス2305.80ドル(-37.40ドル)と、3営業日ぶりに反落して取引きを終了。連休前の4日には終値では7月28日相場以来およそ6週間ぶりの高値を更新するなど、価格水準を切り上げ一段高となっていた。その反動から、この日は利益を確定する動きが広がり序盤より軟調となった。また、欧州株に続いて、米国株も売りが優勢となるとパラジウムも連れ安となったほか、外国為替市場ではドル高・ユーロ安に振れた事も圧迫材料となり、この日はマイナス圏で取引きを終えた。
国内のパラジウムは、利確売りが出た連休明けのNY相場を映し上値追いが一服。買取では1gあたり8,432円(-104円)と、直近高値(7月28日相場以来およそ6週間ぶり)を付けた前日相場から値を落とし反落しました。
《10日間のパラジウム相場価格推移(買取)》
09/09 8432円 (-104円)
09/08 8536円 (+38円)
09/07 8498円 (-5円)
09/04 8305円 (+198円)
09/03 8305円 (-88円)
09/02 8393円 (+132円)
09/01 8261円 (+165円)
08/31 8096円 (+33円)
08/28 8063円 (+33円)
08/27 8030円 (±0円)
10日間のパラジウム相場平均価格:8,312円/g
12:30現在の金相場は1トロイオンス1941.05ドル、パラジウムは2304.80ドル、為替は1$105円95銭前後の値動きで推移しております。