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2020年08月27日国内金相場は堅調に推移し続伸↑一方、パラジウムは値動きなしの横ばい推移。

【金相場】26日のNY金相場は、パウエル米連邦準備制度理事会(FRB)議長の講演を翌27日に控え、追加金融緩和策への期待が広がる中、3営業日ぶりに反発。中心限月の12月限は1トロイオンス1952.50ドル(+29.40ドル)と、買い優勢で取引きを終了。パウエルFRB議長は27日にカンザスシティー連邦準備銀行主催の年次経済シンポジウムで、「金融政策枠組みの再検討」をテーマに講演する予定。市場では、パウエル議長が追加金融緩和策の可能性に言及するとの思惑が浮上。物価安定目標に関しては、デフレを回避するために現行目標2%の上振れを一定期間容認する政策へ修正することが取りざたされている。こうした観測から、将来的なインフレへのヘッジとして金を買う動きが強まり、相場は一時1958.40ドルまで上昇した。また、前日までの前2日間が軟調となっていた事から、この日は安値拾いの買いも入りやすく、プラス圏で取引きを終えた。

国内の金相場は、急反発したNY相場を映し上伸。買取ベースでは1gあたり7,266円(+50円)と、値を伸ばし、19日相場(約1週間)ぶりの高値となりました。

《10日間の金相場価格推移(買取)》

08/27  7266円 (+50円)

08/26  7216円 (+25円)

08/25  7191円 (-11円)

08/24  7208円 (-55円)

08/21  7263円 (+63円)

08/20  7200円 (-214円)

08/19  7414円 (+29円)

08/18  7385円 (+125円)

08/17  7260円 (+53円)

08/12  7207円 (-353円)

10日間の金相場平均価格:7,261円/g



【パラジウム相場】26日のNYパラジウム相場は、ドル高一服や、他貴金属の上昇、株高などを背景に買われ急伸。中心限月の9月限は1トロイオンス2190.60ドル(+18.70ドル)と、買い優勢で取引きを終了。パウエル米連邦準備理事会(FRB)議長は27日、国際経済シンポジウム(ジャクソンホール会議)で講演する。金融政策の新しい方針について言及するとの思惑が、買いを誘いパラジウムは序盤より上昇した。また、外国為替市場ではドル高が一服したほか、金や銀など他貴金属の急伸、米国株が堅調となった事も意識され、上げ幅を拡大する展開となった。

国内のパラジウムは、値動きなしの横ばい。買取では1gあたり8,030円(±0円)と、前日比変わらずの展開となりました。

《10日間のパラジウム相場価格推移(買取)》

08/27  8030円 (±0円)

08/26  8030円 (-17円)

08/25  8047円 (+77円)

08/24  7970円 (-55円)

08/21  8025円 (-5円)

08/20  8030円 (+11円)

08/19  8019円 (+44円)

08/18  7975円 (+33円)

08/17  7942円 (+203円)

08/12  7739円 (-484円)

10日間のパラジウム相場平均価格:7,981円/g


12:10現在の金相場は1トロイオンス1954.70ドル、パラジウムは2186.90ドル、為替は1$106円01銭前後の値動きで推移しております。

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