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【金相場】18日のNY金相場は、ドル安・ユーロ高に伴う割安感から買われ続伸。中心限月の12月限は1トロイオンス2013.10ドル(+14.40ドル)と、10日相場ぶりの高値となり、同日ぶりに大台の2000ドル台に乗せて取引きを終了。ドルの総合的な価値を示すドル指数が2018年5月以来(約2年3カ月ぶり)の水準に下落するなど、ドル安が進行してる事を受け、金商品は割安感から買われやすく序盤より堅調となった。また、米連邦準備制度理事会(FRB)が低金利政策を続ける見通しであるほか、米中の緊張再燃で逃避需要が高まった事も支援材料となり上げ幅を拡大。相場は一時2024ドル超まで買われるなど一段高となった。ただ、一部で利益を確定する売りや、FRBの19日に発表する米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨への様子見も広がった事で、買い一巡後は小動きな展開となった。
国内の金相場は、買いが継続したNY相場を映し上伸。買取ベースでは1gあたり7,414円(+29円)と、3日続伸し、7,400円台に値戻す展開となりました。
《10日間の金相場価格推移(買取)》
08/19 7414円 (+29円)
08/18 7385円 (+125円)
08/17 7260円 (+53円)
08/12 7207円 (-353円)
08/11 7560円 (-116円)
08/07 7676円 (+117円)
08/06 7559円 (+43円)
08/05 7516円 (+152円)
08/04 7364円 (-8円)
08/03 7372円 (+176円)
10日間の金相場平均価格:7,431円/g
【パラジウム相場】18日のNYパラジウム相場は、全体的に小動きな流れの中、小幅安に転じ小反落。中心限月の9月限は1トロイオンス2228.30ドル(-5.50ドル)と、小幅ながらマイナス圏に転じて取引を終了。この日のパラジウムは、急反発した前日相場の反動から序盤より反落し安寄りした。その後、ドル安の進行や、他貴金属の上昇を受け買い戻しに転じるも、一部で利確売りが出た事や、FOMCの議事要旨を控えて手じまい売りとなり、結局小幅安で引けた。
国内のパラジウムは、堅調地合いを維持し3日続伸。買取では1gあたり8,019円(+44円)と、大台の8,000円台に乗せ、11日相場以来およそ1週間ぶりの高値となりました。
《10日間のパラジウム相場価格推移(買取)》
08/19 8019円 (+44円)
08/18 7975円 (+33円)
08/17 7942円 (+203円)
08/12 7739円 (-484円)
08/11 8223円 (+28円)
08/07 8195円 (+187円)
08/06 8008円 (+203円)
08/05 7805円 (+55円)
08/04 7750円 (+50円)
08/03 7700円 (+88円)
10日間のパラジウム相場平均価格:7,936円/g
13:25現在の金相場は1トロイオンス2006.80ドル、パラジウムは2199.65ドル、為替は1$105円57銭前後の値動きで推移しております。