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【金相場】25日のNY金相場は、ドル高や損失補填目的から売られ続落。中心限月の8月限は1トロイオンス1770.60ドル(-4.50ドル)と、売り優勢で取引きを終了。この日の金相場は、時間外取引のアジア市場ではドル高を背景に相場を圧迫され安寄りした。その後、欧州時間に入ると安値拾いから買い戻しが台頭し反発するも、米国の新型コロナウィルス感染第2波への警戒感や景気回復の遅れに対する懸念が広がる中、株式が軟調スタートした事を受けて、金は損失補填の換金目的とみられる売りが再燃したほか、24日にはおよそ9年ぶり(2011年10月上旬以来)の高値水準まで上昇していた事から、一部で利益を確定する動きもあって、結局マイナス圏で取引きを終えた。
国内の金相場は、NY市場の下げを映すも、時間外取引の戻りや、円安要因から下げを埋め5営業日続伸。。買取ベースでは1gあたり6,622円(+2円)と、前日同様に横ばい圏ながら値を伸ばし、連日で史上最高値を更新するなど堅調となりました。
《10日間の金相場価格推移(買取)》
06/26 6622円 (+2円)
06/25 6620円 (+5円)
06/24 6615円 (+20円)
06/23 6595円 (+22円)
06/22 6573円 (+94円)
06/19 6479円 (-13円)
06/18 6492円 (-18円)
06/17 6510円 (-16円)
06/16 6526円 (-6円)
06/15 6532円 (+43円)
10日間の金相場平均価格:6,556円/g
【パラジウム相場】25日のNYパラジウム相場は、ドル高や新型コロナウィルス感染拡大第2波への警戒感、景気回復ペースの鈍化を背景に売りが継続し続落。中心限月の9月限は1トロイオンス1845.10ドル(-43.40ドル)と、売り優勢で取引きを終了。この日のパラジウムは、利確売りが広がった前日相場の安値反動から時間外取引では買い戻しが入り上昇した。しかし、米国内での24日の新型コロナの新規感染者数は3万6000人を上回り、過去最多を記録。感染の「第2波」や、景気回復の遅れに対する懸念が広がり、相場は次第に売りに反転した。また、米国株が序盤は不安定な動きとなった事も圧迫材料となったほか、ドル高も相場の重しとなった。一方、新たな景気刺激策が講じられる可能性を意識され米国株が反転上昇した事や、原油高が意識され、売り一巡後は下げ一服となった。
国内のパラジウムは、引き続き軟調となったNY相場を映しマイナス圏での値動きに。買取では1gあたり7,013円(-110円)と、値を下げ続落となりました。
《10日間のパラジウム相場価格推移(買取)》
06/26 7013円 (-110円)
06/25 7123円 (-170円)
06/24 7293円 (±0円)
06/23 7293円 (+181円)
06/22 7112円 (-49円)
06/19 7161円 (-116円)
06/18 7277円 (-27円)
06/17 7304円 (-17円)
06/16 7321円 (+88円)
06/15 7233円 (-55円)
10日間のパラジウム相場平均価格:7,213円/g
10:45現在の金相場は1トロイオンス1775.05ドル、パラジウムは1849.60ドル、為替は1$107円19銭前後の値動きで推移しております。