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【金相場】週明け11日のNY金相場は、ドル高進行を背景に相場を圧迫され続落。中心限月の6月限は1トロイオンス1698.00ドル(-15.90ドル)と、マイナス圏で取引きを終了。この日の金相場は、時間外取引のアジア市場では1713.80ドルまで買われたが、利益確定を狙った売りが増えたことで伸び悩み1700ドルを挟んだ水準で推移した。また、外国為替市場ではドル買いが進んだ事で、ドル建ての金商品は割高感が意識され相場の重しとなった。一方、米中貿易協議の「第1段階」合意に関して不透明感が広がってる事で、金にとっては一定の下支え材料となった。
国内の金相場は、売り優勢となったNY相場を映すも、為替が円安に振れた事を受け小幅続伸。買取ベースでは1gあたり6,411円(+5円)と、前日相場と同額を値上げ、3営業日続伸となりました。
《10日間の金相場価格推移(買取)》
05/12 6411円 (+5円)
05/11 6406円 (+5円)
05/08 6401円 (+101円)
05/07 6300円 (-129円)
04/27 6504円 (-12円)
04/24 6516円 (+46円)
04/23 6470円 (+105円)
04/22 6365円 (+3円)
04/21 6362円 (+45円)
04/20 6317円 (-124円)
10日間の金相場平均価格:6,416円/g
【パラジウム相場】週明け11日のNYパラジウム相場は、売り買いが交錯する中で買いが優り上昇。中心限月の6月限は1トロイオンス1828.10ドル(+7.00ドル)と、プラス圏に反転して取引きを終了。欧米諸国で経済活動への制限が緩和される中で、この日はリスクオン地合いを背景に時間外取引のアジア市場より買いが強まり急騰。押し目買いも入った事で、相場は一時1914ドル超まで値を伸ばした。その後、利益確定を目的とした売りや、ドル高の進行、原油や株式の下げを背景に相場を圧迫されジリジリと上げ幅を縮小した。また、米中貿易協議を巡って先行き不透明感が重しとなった一方、15日より米国ニューヨーク州が一部地域で経済活動を再開するとの事が支援材料となり、プラス圏を維持して取引きを終えた。
国内のパラジウムは、プラス圏に転じた週明けのNY相場や円安要因から堅調地合いを維持し3日続伸。買取では1gあたり7,211円(+99円)と、4月28日(2週間)ぶりの高値に戻し、同日ぶりに7,200円台に浮上しました。
《10日間のパラジウム相場価格推移(買取)》
05/12 7211円 (+99円)
05/11 7112円 (+50円)
05/08 7062円 (+247円)
05/07 6815円 (-473円)
04/28 7288円 (-385円)
04/27 7673円 (+176円)
04/24 7497円 (+44円)
04/23 7453円 (-33円)
04/22 7486円 (-814円)
04/21 8300円 (-33円)
10日間のパラジウム相場平均価格:7,390円/g
11:55現在の金相場は1トロイオンス1706.55ドル、パラジウムは1875.15ドル、為替は1$107円44銭前後の値動きで推移しております。