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【金相場】週明け20日のNY金相場は、原油や株安を背景にリスク回避目的から買われ上昇。中心限月の6月限は1トロイオンス1711.20ドル(+12.40ドル)と、4営業日ぶりに反発し、1700ドル台に戻して取引きを終了。前週末まで3営業日続落した流れを引き継ぎ、時間外取引のアジア時間では売りが先行し軟調となった。一方、新型コロナウイルスの感染拡大に伴う経済活動の停滞で原油需要が急減する中、貯蔵施設の不足で供給過剰が進むとの懸念が強まり、この日の米原油先物相場は急落。株式市場ではエネルギー株に売りが膨らむなど軟調に推移した事を受け、投資家のリスク選好意欲が後退する中、安全資産とされる金商品に買いが入り、結局プラス圏で取引きを終えた。
国内の金相場は、リスクオフから買い戻し優勢となったNY相場を映し上昇。買取ベースでは1gあたり6,362円(+45円)と、3営業日ぶりに値を上げ反発しました。
《10日間の金相場価格推移(買取)》
04/21 6362円 (+45円)
04/20 6317円 (-124円)
04/17 6441円 (-13円)
04/16 6454円 (+6円)
04/15 6448円 (-14円)
04/14 6462円 (+69円)
04/13 6393円 (+32円)
04/10 6361円 (+98円)
04/09 6263円 (+19円)
04/08 6244円 (-85円)
10日間の金相場平均価格:6,375円/g
【パラジウム相場】週明け20日のNYパラジウム相場は、売り買いが交錯する中、小幅安に転じ反落。中心限月の6月限は1トロイオンス2127.50ドル(-3.40ドル)と、横ばい圏ながらマイナス圏に転じて取引きを終了。この日のパラジウムは、買い優勢となった前日相場の流れを引き継ぎ序盤は小高く推移した。しかし日中取引きに入ると、原油安を受けて米国の株安も進むと、パラジウムも次第に軟調となりマイナス圏に反転。その後は、前日終値を挟んで売り買いが拮抗し、もみ合う展開となった。
国内のパラジウムは、小幅ながらマイナスサイドに反転したNY相場を受け反落。買取では1gあたり8,300円(-33円)と、3営業日ぶりに値を下げる展開となりました。
《10日間のパラジウム相場価格推移(買取)》
04/21 8300円 (-33円)
04/20 8333円 (±0円)
04/17 8333円 (+44円)
04/16 8289円 (-22円)
04/15 8311円 (-60円)
04/14 8371円 (-209円)
04/13 8580円 (+253円)
04/10 8327円 (-72円)
04/09 8399円 (-27円)
04/08 8426円 (+60円)
10日間のパラジウム相場平均価格:8,367円/g
11:50現在の金相場は1トロイオンス1711.60ドル、パラジウムは2103.85ドル、為替は1$107円61銭前後の値動きで推移しております。