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【金相場】7日のNY金相場は、前日には約7年4ヶ月ぶり(2012年12月以来)の高値を付けていた反動から、この日は目先の利益を確定する売りが出た事で4営業日ぶりに反落。中心限月の6月限は1トロイオンス1683.70ドル(-10.20ドル)と、マイナス圏に反転して取引きを終了。大幅高となった前日相場の流れを引き継ぎ、7日のアジア市場では1742.60ドルを付けるなど一段高となった。しかし、その後は高値反動から利益確定売りに押されジリジリと後退。加えてニューヨーク株式相場が、欧米で新型コロナの感染拡大ペースが鈍化するのではとの期待感を背景に上伸し、投資家のリスク回避姿勢がやや後退する中で、節目の1700ドルを下回った後は上値の重さが意識される展開となった。
国内の金相場は、利確売り優勢となったNY相場を映し反落。買取ベースでは1gあたり6,244円(-85円)と、5営業日ぶりに値を下げ、上値追い一服となりました。
《10日間の金相場価格推移(買取)》
04/08 6244円 (-85円)
04/07 6329円 (+164円)
04/04 6165円 (+91円)
04/03 6074円 (+109円)
04/02 5965円 (+53円)
04/01 5912円 (-174円)
03/31 6086円 (-12円)
03/28 6098円 (-91円)
03/27 6189円 (-29円)
03/26 6218円 (-138円)
10日間の金相場平均価格:6,128円/g
【パラジウム相場】7日のNYパラジウム相場は、前日までの安値推移に対する反動から買い戻しが入り5営業日ぶりに反発。中心限月の6月限は1トロイオンス2094.30ドル(+17.50ドル)と、買い優勢で取引きを終了。軟調に推移していた前日までの安値反動から、この日は買い戻しが旺盛となりアジア市場の時間外取引きでは一時80ドルの上昇幅を記録するなど急騰していた。その後、欧州時間に入ると売り買いが交錯する中、一時買いが膨らみ2207.20ドルまで暴騰するも、相場は次第にジリジリと下押され、日中取引きでは2100ドルを挟んでもみ合いとなった。
国内のパラジウムは、買いが優ったNY相場を映し反発。買取では1gあたり8,426円(+60円)と、6営業日ぶりに値を上げ反発しました。
《10日間のパラジウム相場価格推移(買取)》
04/08 8426円 (+60円)
04/07 8366円 (±0円)
04/06 8366円 (-55円)
04/03 8421円 (-192円)
04/02 8613円 (-259円)
04/01 8872円 (-49円)
03/31 8921円 (+203円)
03/30 8718円 (-220円)
03/27 8938円 (-170円)
03/26 9108円 (+1452円)
10日間のパラジウム相場平均価格:8,675円/g
11:45現在の金相場は1トロイオンス1655.15ドル、パラジウムは2109.70ドル、為替は1$108円76銭前後の値動きで推移しております。