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2020年04月07日約7年ぶりの高値水準となったNY相場高を映し、国内金相場は6,300円台まで浮上↑

【金相場】週明け6日のNY金相場は、一時大台の1700ドル台にのせるなど、リスク回避目的や、世界的な金融緩和が改めて意識され買いが殺到。中心限月の6月限は1トロイオンス1693.90ドル(+48.20ドル)と、直近高値となった2月24日相場(1676.60ドル)を上抜き、中心終値では2012年12月17日相場(1698.20ドル)以来およそ7年4ヶ月ぶりの高値を記録して取引きを終了。6日のアジア市場で金商品は売りが優勢となり一時1638.20ドルまで下げたが、換金目的の売りは一服し次第に買い戻しが優勢に。その後、欧州時間に入るとリスク回避目的や押し目を買われプラスサイドに反転すると、ニューヨーク市場では株高にも関わらず安全資産である金の需要は増大し、一時1715ドルを超えるなど一段高の様相となった。

国内の金相場は、価格水準を一段切り上げたNY相場を受け上げ幅を拡大。買取ベースでは1gあたり6,329円(+164円)と、急騰し4営業日続伸。3月27日相場以来およそ2週間ぶりの高値となり、最高値水準に再浮上しました。

《10日間の金相場価格推移(買取)》

04/07  6329円 (+164円)

04/04  6165円 (+91円)

04/03  6074円 (+109円)

04/02  5965円 (+53円)

04/01  5912円 (-174円)

03/31  6086円 (-12円)

03/28  6098円 (-91円)

03/27  6189円 (-29円)

03/26  6218円 (-138円)

03/25  6356円 (+264円)

10日間の金相場平均価格:6,139円/g


【パラジウム相場】週明け6日のNYパラジウム相場は、株高には反応が鈍く利確売りに押される形で4日続落。中心限月の6月限は1トロイオンス2076.80ドル(-29.20ドル)と、マイナス圏で取引きを終了。売り優勢となった週末相場の反動から、この日は時間外取引きのアジア市場では買いが先行し2137ドルまで上昇した。しかし、欧州時間に入ると利益を確定する売りや、持ち高調整目的の売りに押され上げ幅を縮小。イタリア・フランス・ドイツ・スペインでは感染増加数が前日を下回るなど拡大鈍化の兆しが見えたほか、NY州の死者増加率が鈍化した事が材料視され米国株が急騰するも、パラジウムは限定的な反応に留まり、結局マイナス圏で取引きを終えた。

国内のパラジウムは、NY市場の下げを映すも、引け後の戻りや円安要因から戻され横ばい推移。買取では1gあたり8,366円(±0円)と、前日比変わらずの展開となりました。

《10日間のパラジウム相場価格推移(買取)》

04/07  8366円 (±0円)

04/06  8366円 (-55円)

04/03  8421円 (-192円)

04/02  8613円 (-259円)

04/01  8872円 (-49円)

03/31  8921円 (+203円)

03/30  8718円 (-220円)

03/27  8938円 (-170円)

03/26  9108円 (+1452円)

03/25  7656円 (+753円)

10日間のパラジウム相場平均価格:8,598円/g


12:00現在の金相場は1トロイオンス1663.75ドル、パラジウムは2066.50ドル、為替は1$108円94銭前後の値動きで推移しております。

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