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【金相場】5日のNY金相場は小反落。中心限月の4月限は1トロイオンス1262.70ドル(-1.80ドル)と、小幅ながら値を下げて取引きを終了。この日の金相場は、米の雇用統計発表を控え様子見姿勢からポジションを取り辛い状況の中、序盤はギリシャ債務問題を背景に逃避買いが進んだ事から上昇した。その後は、米労働省が発表した週間の新規失業保険申請件数が前週より増加したものの、事前予想を下回り減少した事を受けて上げ幅を縮小。また、株式相場が大きく上昇した事からも相場を圧迫し、金はマイナス圏に沈んで取引きを終えた。市場では今夜発表される米の1月雇用統計に関心が高まっており、就業伸び率の他に前回統計の際にもインパクトを与えた、平均賃金の伸び率にも注目している。
国内の金相場は海外相場安や為替要因から反落。小売ベースでは1gあたり5,200円(-21円)と、マイナスに転じ反落となりました。
《直近10営業日の金相場価格推移》
02/06 5200円 (-21円)
02/05 5221円 (+31円)
02/04 5190円 (-42円) ※最安値
02/03 5232円 (-22円)
02/02 5254円 (+42円)
01/30 5212円 (-68円)
01/29 5280円 (-42円)
01/28 5322円 (+35円)
01/27 5287円 (-36円)
01/26 5323円 (-60円)※最高値
10日間の金平均価格相場:5,252円/g
【パラジウム相場】5日のNYパラジウム相場は続伸。中心限月の3月限は1トロイオンス795.70ドルと、前日比+5.50ドル値を伸ばして2営業日続伸した。この日のパラジウムは前日の買い優勢の流れを引き継ぎ序盤より堅調に推移。途中、金やプラチナが軟調に推移した事を眺めパラジウムもつられる形で売り圧力が高まったが、その後は株式相場が上昇した事や、プラチナの切り返し、需給逼迫懸念を背景に再び買い戻され相場は急反発。結局プラス圏でこの日の取引きを終えた。
国内のパラジウム相場は小反落。小売ベースでは3,332円(-10円)と、小幅に値を下げマイナスに転じました。
《直近10営業日のパラジウム相場価格推移》
02/07 3332円 (-10円)
02/05 3342円 (+27円)
02/04 3315円 (-6円)
02/03 3321円 (+70円)
02/02 3251円 (-32円) ※最安値
01/30 3283円 (-70円)
01/29 3353円 (+54円) ※最高値
01/28 3299円 (0円)
01/27 3299円 (+10円)
01/26 3289円 (-16円)
10日間のパラジウム平均価格相場:3,308円/g
現在、地金相場は世界情勢など様々な要因から価格変動が激しくなっており、為替相場との兼ね合いからも日相場の価格が乱高下する事も御座いますので、今後の動向にご注視下さい。11:10現在の金相場は1トロイオンス1266.90ドル、パラジウムは795.55ドル、為替は1$117円39銭前後の値動きで推移しております。