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2020年01月31日国内金相場は反落したほか、パラジウムもマイナス圏での値動きに↓

【金相場】30日のNY金相場は、新型肺炎の感染拡大懸念を背景に安全資産としての資金流入が続き続伸。中心限月の4月限は1トロイオンス1589.20ドル(+13.20ドル)と、直近高値の27日相場を上抜き、中心終値では2013年4月1日以来およそ7年ぶりの高値で取引きを終了。新型コロナウイルスによる肺炎の感染者は中国本土で8000人を超え、少なくとも170人が死亡。本土以外の19カ国・地域でも感染者が確認され、世界保健機関(WHO)は30日、「国際的に懸念される公衆衛生上の緊急事態」に当たるかどうかを判断する緊急委員会を再招集した。感染拡大のピークが見通せない状況が続く中、企業活動の停止や移動制限などの措置が相次いでおり、市場は中国や世界経済への悪影響を懸念。前日には米連邦準備制度理事会(FRB)のパウエル議長が新型肺炎に対する警戒感を示し、安全資産とされる金商品には逃避目的の買いが集まり、この日は約7年ぶりの高値となった。

国内の金相場は、マイナス圏に転じ反落。買取ベースでは1gあたり6,009円(-14円)と、値を下げ反落しました。

《10日間の金相場価格推移(買取)》

01/31  6009円 (-14円)

01/30  6023円 (+26円)

01/29  5997円 (-35円)

01/28  6032円 (+11円)

01/27  6021円 (+39円)

01/24  5982円 (-19円)

01/23  6001円 (+14円)

01/22  5987円 (-33円)

01/21  6020円 (+14円)

01/20  6006円 (+19円)

10日間の金相場平均価格:6,006円/g


【パラジウム相場】30日のNYパラジウム相場は、安値拾いや、テクニカル要因から買いが広がり上げ幅を拡大。中心限月の3月限は1トロイオンス2215.70ドル(+13.50ドル)と、3営業日続伸し、先週24日相場以来およそ1週間ぶりの高値で取引きを終了。この日のパラジウムは、前2日間の上昇を受けた利確売りが出たほか、新型肺炎の感染拡大への懸念が広がっている事も意識され、序盤は売りが先行した。しかし、その後は安値拾いから買い戻しが台頭。ドル安に振れたほか、テクニカルな買いが入りプラス圏に浮上すると、一時2254.40ドルまで買いが広がった。

国内のパラジウムは、マイナス圏で推移し反落。買取では1gあたり8,754円(-38円)と、値を落とし反落となりました。

《10日間のパラジウム相場価格推移(買取)》

01/31  8754円 (-38円)

01/30  8792円 (+30円)

01/29  8762円 (-5円)

01/28  8767円 (-292円)

01/27  9059円 (-396円)

01/24  9455円 (-335円)

01/23  9790円 (+434円)

01/22  9356円 (-462円)

01/21  9818円 (+127円)

01/20  9691円 (+742円)

10日間のパラジウム相場平均価格:9,247円/g


現在の金相場は1トロイオンス1584.35ドル、パラジウムは2209.70ドル、為替は1$108円88銭前後の値動きで推移しております。

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