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2020年01月30日国内金相場は反発し6,000円台に再浮上したほか、パラジウムもプラス圏に転じ5営業日ぶりに反発↑

【金相場】29日のNY金相場は、新型肺炎への影響拡大が意識され小反発。中心限月の2月限は1トロイオンス1570.40ドル(+0.60ドル)と、横ばい圏ながら小幅高で取引きを終了。時間外取引のアジア市場で1562.00ドルまで一旦売られたが、新型のコロナウイルスによる肺炎患者は増加しており、死者も増えていることから、安全逃避的な金買いは縮小せず、日中取引きに入ると買い戻しが活発化しプラス圏に浮上した。一方、午後に米連邦準備制度理事会(FRB)の金融政策発表や、パウエルFRB議長の記者会見を控えている事から買い一巡後は様子見ムードが広がり引けにかけては動意に乏しい展開となった。その後、通常取引き終了後の時間外取引では、パウエル米連邦準備理事会(FRB)議長が「新型コロナウイルスなど不確実性は残る」との見方を示したことから、安全資産としての金需要が旺盛となり1577.70ドルまで買いが広がった。

国内の金相場は、引け後に上げ幅を拡大したNY相場を映し反発。買取ベースでは1gあたり6,023円(+26円)と、プラス圏に転じ再度6,000円台に浮上しました。

《10日間の金相場価格推移(買取)》

01/30  6023円 (+26円)

01/29  5997円 (-35円)

01/28  6032円 (+11円)

01/27  6021円 (+39円)

01/24  5982円 (-19円)

01/23  6001円 (+14円)

01/22  5987円 (-33円)

01/21  6020円 (+14円)

01/20  6006円 (+19円)

01/17  5987円 (-8円)

10日間の金相場平均価格:6,006円/g


【パラジウム相場】29日のNYパラジウム相場は、供給逼迫への警戒感から押し目を買われ上伸。中心限月の3月限は1トロイオンス2202.20ドル(+17.10ドル)と、節目の2200ドル台に戻して取引きを終了。この日のパラジウムは、安値拾いから買いが優勢となった前日相場の流れを引ぎ、一時2233ドル超まで買われるなど序盤より堅調に推移した。その後、日中取引きに入ると一部で利益を確定する動きが広がり売り押される場面もあったが、金の戻りや供給逼迫への先行き懸念、ドルが軟調になる場面では割安感も意識され、結局2200ドル台を維持して取引きを終えた。

国内のパラジウムは、堅調に推移したNY相場を映して上昇。買取では1gあたり8,822円(+60円)と、5営業日ぶりに値を上げ、調整地合いが一服となりました。

《10日間のパラジウム相場価格推移(買取)》

01/30  8822円 (+60円)

01/29  8762円 (-5円)

01/28  8767円 (-292円)

01/27  9059円 (-396円)

01/24  9455円 (-335円)

01/23  9790円 (+434円)

01/22  9356円 (-462円)

01/21  9818円 (+127円)

01/20  9691円 (+742円)

01/17  8949円 (+171円)

10日間のパラジウム相場平均価格:9,247円/g


12:00現在の金相場は1トロイオンス1584.35ドル、パラジウムは2209.70ドル、為替は1$108円88銭前後の値動きで推移しております。

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