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【金相場】23日のNY金相場は、中国での新型肺炎拡大をめぐる懸念から、リスク回避の買いが入り3営業日ぶりに反発。中心限月の2月限は1トロイオンス1565.40ドル(+8.70ドル)と、買い優勢で取引きを終了。中国政府は23日、新型コロナウイルスによる肺炎の患者が同日午前0時までに571人になったと発表。当局は感染拡大対策に乗り出しているが、春節(旧正月)に伴う大型連休を控え人の移動が始まっており、香港、シンガポール、ベトナムでも感染者が相次いで確認されるなど、先行き不透明感から「安全資産」としての金需要が強まり上昇した。ただ、この日は外国為替市場でドル高・ユーロ安が進行した事で、ドル建てで取引される金に割高感が生じ、買い一巡後は上値を重くした。
国内の金相場は、マイナス圏に転じて反落。買取ベースでは1gあたり5,982円(-19円)と、値を下げ反落しました。
《10日間の金相場価格推移(買取)》
01/24 5982円 (-19円)
01/23 6001円 (+14円)
01/22 5987円 (-33円)
01/21 6020円 (+14円)
01/20 6006円 (+19円)
01/17 5987円 (-8円)
01/16 5995円 (+35円)
01/15 5960円 (+14円)
01/14 5946円 (-9円)
01/10 5955円 (±0円)
10日間の金相場平均価格:5,984円/g
【パラジウム相場】23日のNYパラジウム相場は、一代高値を更新を更新した後に、利益確定目的やリスク回避姿勢の強まりから売られ反落。中心限月の3月限は1トロイオンス2329.00ドル(-6.60ドル)と、前日までの高値記録更新が一服し、9営業日ぶりに反落して取引きを終了。前日には102.90ドル高となるなど、急騰した前日相場の流れを引き継ぎ、この日のパラジウムは時間外取引きより買いが広がり上げ幅を拡大。相場は一時2427.00ドルを記録し、史上初の2400ドル台にのせた。その後、通常取引に入ると、中国の新型肺炎への懸念から米国株安の流れを受け、相場は次第に失速。このところ連日で高値記録を更新し、価格水準も一段二段と大幅に上げていた反動から利益確定の動きも出やすく、この日は9営業日ぶりに反落した。
現在パラジウムは史上最高値圏でするなど高騰中。昨年12月からの上げ幅では+504.30ドル(+21.6%)となった。
国内のパラジウムは、売り戻しが優勢となり反落。買取では1gあたり9,455円(-335円)と、前日から行って来いの相場展開となりました。
《10日間のパラジウム相場価格推移(買取)》
01/24 9455円 (-335円)
01/23 9790円 (+434円)
01/22 9356円 (-462円)
01/21 9818円 (+127円)
01/20 9691円 (+742円)
01/17 8949円 (+171円)
01/16 8778円 (+357円)
01/15 8421円 (+215円)
01/14 8206円 (+115円)
01/10 8091円 (+39円)
10日間のパラジウム相場平均価格:9,056円/g
14:05現在の金相場は1トロイオンス1565.80ドル、パラジウムは2341.75ドル、為替は1$109円54銭前後の値動きで推移しております。