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2019年12月09日米国雇用統計を受け金相場はマイナス圏での値動きとなった一方、パラジウムは前日比変わらずの横ばい。

【金相場】6日のNY金相場は、良好な米国雇用統計を背景に売り押され反落。中心限月の2月限は1トロイオンス1465.10ドル(-18.00ドル)と、マイナス圏に転じて取引きを終了。この日発表された11月米雇用統計で非農業部門雇用者数は市場予想を大幅に上回る前月比+26.6万人となったほか、失業率も低下するなど良好な結果となった事で、発表直後に金は相場を圧迫され軟調に推移した。また、米国景気の減速懸念が和らいだ事で、同国株式相場が大幅上昇する中、相対的に金は売りが優勢となり、この日はマイナス圏で取引きを終えた。

国内の金相場は、週末のNY相場の値動きを映して続落。買取ベースでは1gあたり5,565円(-55円)と、マイナス圏での値動きとなりました。

《10日間の金相場価格推移(買取)》

12/09  5565円 (-55円)

12/06  5620円 (-11円)

12/05  5631円 (+6円)

12/04  5625円 (+29円)

12/03  5596円 (-27円)

12/02  5623円 (+25円)

11/29  5598円 (+4円)

11/28  5594円 (-3円)

11/27  5597円 (+28円)

11/26  5569円 (-8円)

10日間の金相場平均価格:5,602円/g


【パラジウム相場】6日のNYパラジウム相場は、利確売りも出やすかったが、米国株式の上昇などを受けて小幅上伸。中心限月の3月限は1トロイオンス1486.10ドル(+0.40ドル)と、3営業日続伸し、連日で史上最高値を記録して取引きを終了。この日発表された11月の米国雇用統計が市場予想を上回る結果となった事を受けて、米連邦準備理事会(FRB)が利下げに動きにくくなるとの見方から、パラジウムは序盤は売りが先行した。一方、需給バランスの観点から午後にかけては買い戻しが活発となりプラス圏に浮上。米国株の上昇を受けて一代高値を更新するなど上げ幅を拡大するも、週末を控えた持ち高調整や、このところの一段高に対する利確売りも出やすかった事で、引けにかけて伸び悩む展開となった。

国内のパラジウムは、横ばいでの値動きに。買取では1gあたり7,112円(±0円)と、前日比変わらずの展開となりました。

《10日間のパラジウム相場価格推移(買取)》

12/09  7112円 (±0円)

12/06  7112円 (-5円)

12/05  7117円 (+71円)

12/04  7046円 (-16円)

12/03  7062円 (+16円)

12/02  7046円 (-11円)

11/29  7057円 (+66円)

11/28  6891円 (+94円)

11/27  6897円 (+44円)

11/26  6853円 (+99円)

10日間のパラジウム相場平均価格:7,029円/g


12:25現在の金相場は1トロイオンス1462.85ドル、パラジウムは1854.10ドル、為替は1$108円60銭前後の値動きで推移しております。

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