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2019年11月15日国内金相場は小幅ながら値を上げ続伸したほか、パラジウムは3営業日続伸し上げ幅を拡大↑

【金相場】14日のNY金相場は、米中貿易協議をめぐる不透明感に加え、中国経済指標の低下などを背景に買われ続伸。中心限月の12月限は1トロイオンス1473.40ドル(+10.10ドル)と、プラス圏で推移し先週6日相場以来およそ1週間ぶりの高値で取引きを終了。中国商務省の高峰報道官は14日の記者会見で、米中貿易協議「第1段階」合意をめぐり、両国が追加関税撤回について「深く議論している」としながらも、撤回に関する合意の有無には触れなかった事から、協議への先行き不透明感が広がったほか、発表された中国の10月鉱工業生産など低調な経済指標が意識され買いが旺盛となった。さらに、外国為替市場では対ユーロでドルが下落したことも、ドル建てで取引される金商品の支えとなり、この日も買い優勢で取引きを終えた。

国内の金相場は、堅調なNY相場を映し上伸。買取ベースでは1gあたり5,597円(+1円)と、横ばい圏ながら小幅高となり続伸しました。

《10日間の金相場価格推移(買取)》

11/15  5597円 (+1円)

11/14  5596円 (+10円)

11/13  5686円 (+2円)

11/12  5584円 (-19円)

11/11  5603円 (-23円)

11/08  5626円 (-64円)

11/07  5690円 (+10円)

11/06  5680円 (-61円)

11/05  5741円 (+21円)

10日間の金相場平均価格:5,642円/g


【パラジウム相場】14日のNYパラジウム相場は、堅調な他貴金属や、ドル安の進行、持高調整買いが入り急伸。中心限月の12月限は1トロイオンス1702.10ドル(+27.00ドル)と、3営業日続伸し、大台の1700ドル台に乗せて取引きを終了。この日のパラジウムは、買い優勢となった前日相場の流れを引き継ぎ序盤より堅調となった。また、他貴金属の上昇や、最近の値頃感が意識され上げ幅を拡大。加えて、ドル安の流れも支援材料となり、1700ドル台に再浮上して取引きを終えた。

《10日間のパラジウム相場価格推移(買取)》

11/15  6622円 (+88円)

11/14  6534円 (+16円)

11/13  6518円 (+39円)

11/12  6479円 (-259円)

11/11  6738円 (-176円)

11/08  6914円 (+66円)

11/07  6848円 (+44円)

11/06  6804円 (±0円)

11/05  6804円 (-5円)

10日間のパラジウム相場平均価格:6,707円/g


12:55現在の金相場は1トロイオンス1469.70ドル、パラジウムは1709.55ドル、為替は1$108円59銭前後の値動きで推移しております。

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