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【金相場】13日のNY金相場は、米中通商協議を巡る一部報道を意識した買いが入り5日ぶりに反発。中心限月の12月限は1トロイオンス1463.30ドル(+9.60ドル)と、買い優勢で取引きを終了。上下両院合同経済委員会で行なわれたパウエル議長の証言で低金利が続くとの観測が強まった事から、金は序盤より買いが先行し上昇した。また、トランプ米大統領は12日午後に行った講演で、米中貿易協議「第1段階」の合意文書の署名は「近いうちに実現する」と言明。しかし、署名の場となる首脳会談の開催時期や場所について具体的な言及を避けたほか、合意できなかった場合には追加関税を発動するとの強硬姿勢を明らかにした。また、13日には米下院がトランプ氏のウクライナ疑惑をめぐる初の公聴会を開催し、こうした弾劾訴追に向けた動きに加え、香港で激化する抗議活動なども安全資産とされる金買いを後押しし、相場は終日プラス圏で推移した。ただ、米株価が史上最高値圏を維持する中、上値を追う勢いは抑えられた。
国内の金相場は、買い優勢となったNY相場を映して上伸。買取ベースでは1gあたり5,596円(+10円)と、プラス圏で推移し続伸しました。
《10日間の金相場価格推移(買取)》
11/14 5596円 (+10円)
11/13 5686円 (+2円)
11/12 5584円 (-19円)
11/11 5603円 (-23円)
11/08 5626円 (-64円)
11/07 5690円 (+10円)
11/06 5680円 (-61円)
11/05 5741円 (+21円)
11/01 5720円 (+24円)
10日間の金相場平均価格:5,652円/g
【パラジウム相場】13日のNYパラジウム相場は、米国株の最高値更新や、堅調な他貴金属の値動きが好感され続伸。中心限月の12月限は1トロイオンス1675.10ドル(+5.00ドル)と、買い優勢で取引きを終了。上下両院合同経済委員会で行なわれたパウエル米連邦準備理事会(FRB)議長の議会証言を受け、米経済が堅調な中でも低金利が続くとの見方が広がったほか、米株が上昇したのにつれ、パラジウムにも買いが入った。また、調整地合いとなった先週末や週明け相場の安値も意識され、反動買いから相場は一時1700ドル近辺まで上昇した。その後、上げ幅をやや縮小するもプラス圏を維持し、この日も買い優勢で取引きを終えた。
国内のパラジウムは、引き続き堅調となったNY相場を映し続伸。買取では1gあたり6,534円(+16円)と、プラス圏で推移し上伸しました。
《10日間のパラジウム相場価格推移(買取)》
11/14 6534円 (+16円)
11/13 6518円 (+39円)
11/12 6479円 (-259円)
11/11 6738円 (-176円)
11/08 6914円 (+66円)
11/07 6848円 (+44円)
11/06 6804円 (±0円)
11/05 6804円 (-5円)
11/01 6809円 (-138円)
10/31 6947円 (+121円)
10日間のパラジウム相場平均価格:6,740円/g
12:15現在の金相場は1トロイオンス1468.75ドル、パラジウムは1681.20ドル、為替は1$108円74銭前後の値動きで推移しております。