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【金相場】24日のNY金相場は、米国株安などを背景に安全資産への資金流入が活発となり続伸。中心限月の12月限は1トロイオンス1504.70ドル(+9.00ドル)と、9日相場以来およそ2週間ぶりの高値で取引きを終了。欧州中央銀行(ECB)はこの日、定例理事会を開催。ドラギ総裁にとって最後の会合となったが、金利の据え置きと11月からの量的緩和再開を確認するにとどまり、想定内の結果に対する相場の反応は限定的だった。しかし、一部の米企業決算の不振が投資家心理を圧迫し米国株が下落すると、安全とされる金への資金流入が加速。相場は午前の段階で1500ドルの心理的な節目を抜き、一時1505.90ドルの高値を付けた。米商務省が朝方発表した9月の米耐久財受注が4カ月ぶりの前月比マイナスになるなど、市場予想を下回ったことも金買いを支援する形となり、この日もプラス圏で取引きを終えた。
国内の金相場は、買い優先となったNY相場を映して続伸。買取ベースでは1gあたり5,708円(+40円)と、10日に付けた歴代高値を上抜き、初の5,700円台にのせるなど史上最高値を更新しました。
《10日間の金相場価格推移(買取)》
10/25 5708円 (+40円)
10/24 5668円 (+18円)
10/23 5650円 (-9円)
10/21 5659円 (-15円)
10/18 5674円 (+4円)
10/17 5670円 (+24円)
10/16 5646円 (-12円)
10/15 5658円 (+15円)
10/11 5643円 (-31円)
10/10 5674円 (+29円)
10日間の金相場平均価格:5,665円/g
【パラジウム相場】24日のNYパラジウム相場は、大幅高となり一代高値を更新。中心限月の12月限は1トロイオンス1747.90ドル(+33.30ドル)と、16日に記録した歴代高値(1735ドル)を上抜き、史上最高値を更新して取引きを終了。この日のパラジウムは、利確売りに押された前日相場の反動から、序盤より買い戻しが先行し堅調に推移した。また、他貴金属が堅調に推移したほか、テクニカルな買いが入り相場は急騰。一時1757.90ドルまで買いが膨らむなど、過去最高値を記録し価格水準を切り上げる展開となった。
国内のパラジウムは、史上最高値を更新するなど一段高となったNY相場を映して急騰。買取では1gあたり6,782円(+116円)と、10日の歴代高値を上抜いて、史上最高値を記録しました。
《10日間のパラジウム相場価格推移(買取)》
10/25 6782円 (+116円)
10/24 6666円 (+11円)
10/23 6655円 (-44円)
10/21 6699円 (-22円)
10/18 6721円 (-50円)
10/17 6771円 (+143円
10/16 6628円 (+116円)
10/15 6512円 (+82円)
10/11 6430円 (+110円)
10/10 6320円 (+17円)
10日間のパラジウム相場平均価格:6,618円/g
13:10現在の金相場は1トロイオンス1505.35ドル、パラジウムは1760.70ドル、為替は1$108円66銭前後の値動きで推移しております。