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2019年10月18日国内金相場は過去最高値と並び上昇↑一方、パラジウムは利確売りに押され9営業日ぶりに反落↓

【金相場】17日のNY金相場は、英国のEU離脱合意で議会の承認が不透明なことや、ドル安を背景に買われ続伸。中心限月の12月限は1トロイオンス1498.30ドル(+4.30ドル)と、買い優勢で取引きを終了。英国と欧州連合(EU)は17日、新たな離脱案での合意を発表したことから、時間外取引きでは金の上値は重くなり安寄りした。しかし、英国議会で19日に行われる新離脱案の採決で賛成多数で議会を通過するか先行き不透明感が金を買う動きにつながり上昇。また、発表された米国鉱工業生産の低下を受けてドル安が進むと押し目を買われ、結局終値ではプラス圏で取引きを終えた。

国内の金相場は、買いが継続したNY相場を映して小幅続伸。小売ベースでは1gあたり5,761円(+4円)と、過去最高値を記録した10日相場と並ぶ様相となりました。

《10日間の金相場価格推移(小売)》

10/18  5761円 (+4円)

10/17  5757円 (+24円)

10/16  5733円 (-12円)

10/15  5745円 (+14円)

10/11  5731円 (-30円)

10/10  5761円 (+29円)

10/09  5732円 (+39円)

10/08  5693円 (-39円)

10/07  5732円 (-7円)

10/04  5739円 (+13円)

10日間の金相場平均価格:5,738円/g


【パラジウム相場】17日のNYパラジウム相場は、一時1750ドル超を付けるなど一段高に振れるも、利益確定売りに押され上値追いが一服。中心限月の12月限は1トロイオンス1730.70ドル(-4.30ドル)と、4営業日ぶりに反落して取引きを終了。この日のパラジウムは、史上最高値記録を更新するなど急騰した前日までの買い地合いを引き継ぎ、序盤は買いが先行。相場は一時1750ドルと、前人未到の高値水準まで上値を伸ばした。ただ、その後は利益確定売りなどから徐々に失速。結局マイナス圏に沈下する展開となった。

国内のパラジウムは、利確売りに押されたNY相場を映して反落。小売では1gあたり6,886円(-49円)と、9営業日ぶりに反落し高値記録更新が一服しました。

《10日間のパラジウム相場価格推移(小売)》

10/18  6886円 (-49円)

10/17  6935円 (+143円

10/16  6792円 (+115円)

10/15  6677円 (+83円)

10/11  6594円 (+110円)

10/10  6484円 (+16円)

10/09  6468円 (+33円)

10/08  6435円 (+33円)

10/07  6402円 (+17円)

10/04  6385円 (-138円)

10日間のパラジウム相場平均価格:6,606円/g


13:30現在の金相場は1トロイオンス1495.95ドル、パラジウムは1732.80ドル、為替は1$108円56銭前後の値動きで推移しております。

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