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2019年10月04日国内金相場は4営業日続伸した一方、パラジウムは利確売りに押され反落。

【金相場】3日のNY金相場は、米景気懸念から投資家のリスク回避姿勢が強まり買い地合いが継続。中心限月の12月限は1トロイオンス1513.80ドル(+5.90ドル)と、3営業日続伸して取引きを終了。時間外取引きではドル安一服を受けて上値を重くし安寄りした。しかし、この日発表された9月ISM非製造業景況指数が、市場予想を下回ったことが意識され投資家心理が後退。米国経済への先行き不安を背景に金は逃避目的から買われ、相場は一時1525.80ドルまで上昇するなど買い優勢に反転した。ただ、米国株式が反転したことから、買い一巡後は上値を重くしジリジリと上げ幅を縮小する展開となった。

国内の金相場は、買い優勢となったNY相場を映して上伸。小売ベースでは1gあたり5,739円(+13円)と、4営業日続伸し、直近高値を付けた先月25日相場以来およそ1週間ぶりの高値に値戻しました。

《10日間の金相場価格推移(小売)》

10/04  5739円 (+13円)

10/03  5726円 (+42円)

10/02  5684円 (+4円)

10/01  5680円 (+29円)

09/30  5566円 (-35円)

09/30  5651円 (-36円)

09/27  5687円 (±0円)

09/26  5687円 (-64円)

09/25  5751円 (+16円)

09/24  5735円 (+61円)

09/20  5674円 (+9円)

10日間の金相場平均価格:5,701円/g


【パラジウム相場】3日のNYパラジウム相場は、前日の急伸に対する反動や、予想以下の米ISM非製造業総合指数を受けて反落。中心限月の12月限は1トロイオンス1630.20ドル(-35.30ドル)と、マイナス圏に転じて取引きを終了。この日のパラジウムは、史上最高値を記録するなど買い優勢となった前日相場の流れを引き継ぎ、時間外取引きでは小高く推移した。一方、日中取引に入るとドルの買い戻しを受け反落。また、発表された9月ISM非製造業景況指数が市場予想を下回ったことで投資家心理が後退したほか、利益確定売りも出やすかった事で、結局前日の上げ幅を戻して取引きを終えた。

国内のパラジウムは、利確売りに押されたNY相場を映して反落。小売では1gあたり6,385円(-138円)と、マイナス圏に反転しました。

《10日間のパラジウム相場価格推移(小売)》

10/04  6385円 (-138円)

10/03  6358円 (+88円)

10/02  6270円 (-99円)

10/01  6369円 (+98円)

09/30  6436円 (+81円)

09/27  6355円 (+86円)

09/26  6269円 (-70円)

09/25  6339円 (+27円)

09/24  6312円 (+129円)

09/20  6183円 (+114円)

10日間のパラジウム相場平均価格:6,377円/g


13:10現在の金相場は1トロイオンス1511.50ドル、パラジウムは1638.90ドル、為替は1$106円77銭前後の値動きで推移しております。

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