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【金相場】26日のNY金相場は、安値拾いの買いなどが入り小反発。中心限月の12月限は1トロイオンス1515.20ドル(+2.90ドル)と、小幅高に転じて取引きを終了。前日の2%近くの下落の反動から安値拾いの買いや持ち高調整目的の買い戻しが入った事を受けて、この日は序盤から買い戻しが先行した。また、米下院の特別情報委員会が26日、トランプ氏の弾劾調査のきっかけとなったウクライナ問題の内部告発資料を公表。告発者は「トランプ氏が2020年の大統領選への外国政府の介入を求めた」と明かすなど、トランプ米大統領の弾劾を巡る政治混乱が続くとの見方が強まり、リスク回避の際に買われやすい金に資金が向かいやすくなった。ただ、外国為替市場でドルが対主要通貨で上昇し、ドルの代替資産として逆の動きになりやすい金は上値を重くし、引けにかけて上げ幅を縮小する展開となった。
国内の金相場は、前日比変わらずの横ばい。小売ベースでは1gあたり5,687円(±0円)と、値動きなしの展開となりました。
《10日間の金相場価格推移(小売)》
09/27 5687円 (±0円)
09/26 5687円 (-64円)
09/25 5751円 (+16円)
09/24 5735円 (+61円)
09/20 5674円 (+9円)
09/19 5665円 (-22円)
09/18 5687円 (+22円)
09/17 5665円 (-13円)
09/13 5678円 (+35円)
09/12 5643円 (+35円)
10日間の金相場平均価格:5,687円/g
【パラジウム相場】26日のNYパラジウム相場は、前日の下げに対する反動買いや、テクニカル要因から買われ急反発。中心限月の12月限は1トロイオンス1642.90ドル(+31.10ドル)と、前日の下げをほぼ戻して取引きを終了。この日のパラジウムは、ドル高一服を背景に時間外取引きより買いが先行し上昇した。また、前日は利益確定を目的とした売りに押され下げ幅を拡大していたが、その反動もあって買い戻しが台頭。引き続き供給逼迫不安が意識された事や、テクニカルな買いも入り、歴代高値水準に再浮上して取引きを終えた。
国内のパラジウムは、急反発したNY相場高を映して一代高値を再更新。小売では1gあたり6,355円(+86円)と、前日の下げを埋めて、史上最高値を記録しました。
《10日間のパラジウム相場価格推移(小売)》
09/27 6355円 (+86円)
09/26 6269円 (-70円)
09/25 6339円 (+27円)
09/24 6312円 (+129円)
09/20 6183円 (+114円)
09/19 5665円 (-22円)
09/18 5687円 (+22円)
09/17 5665円 (-13円)
09/13 5678円 (+35円)
09/12 5643円 (+35円)
10日間のパラジウム相場平均価格:6,189円/g
12:40現在の金相場は1トロイオンス1508.30ドル、パラジウムは1642.85ドル、為替は1$107円76銭前後の値動きで推移しております。