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【金相場】18日のNY金相場は、様子見ムードが広がる中、小幅ながら値を上げ上昇。中心限月の12月限は1トロイオンス1515.80ドル(+2.40ドル)と、3営業日続伸して取引きを終了。外国為替市場では、朝方からドルが対ユーロで弱含みに推移する中、ドル建てで取引される金相場は割安感から買われやすかったほか、米イラン間の緊張の高まりも安全資産とされる金相場の支援材料となった。ただ、米連邦準備制度理事会(FRB)の金融政策発表を午後に控えて、様子見ムードが強く、おおむねレンジ内での商いとなり、結局小幅高で取引きを終えた。FRBは午後に入り、政策金利の0.25%引き下げを発表。連邦公開市場委員会(FOMC)参加者の経済・金利見通しで2019年の利下げ想定回数(中央値)が7月と今回の利下げを含めて2回で打ち止めとなったことから、想定よりも追加緩和に慎重との観測が浮上し、金相場は清算値確定後にマイナス圏に沈む展開となった。
国内の金相場は、引け後に値を落としたNY相場を映して反落。小売ベースでは1gあたり5,665円(-22円)と、前日の上げをそのまま戻し、マイナス圏に転じました。
《10日間の金相場価格推移(小売)》
09/19 5665円 (-22円)
09/18 5687円 (+22円)
09/17 5665円 (-13円)
09/13 5678円 (+35円)
09/12 5643円 (+35円)
09/11 5608円 (-14円)
09/10 5622円 (-14円)
09/09 5636円 (-41円)
09/06 5677円 (-74円)
09/05 5751円 (+35円)
10日間の金相場平均価格:5,663円/g
【パラジウム相場】18日のNYパラジウム相場は、中東情勢の緊張や、利益確定売りに押され反落。中心限月の12月限は1トロイオンス1582.20ドル(-15.50ドル)と、売り優勢で取引きを終了。この日のパラジウムは、米連邦公開市場委員会(FOMC)会合の結果判明を控えて、ポジション調整的な売りが先行して安寄りした。一方、外国為替市場では朝方からドルが対ユーロで弱含みに推移する中、割安感から買われ時間外取引きでは買い戻される場面もあった。ただ、通常取引きに入ると、相場は次第にマイナス圏に反転。ドル安一服や、中東情勢の緊迫感、利益確定を目的とした売りが出た事で、結局反落して取引きを終えた。
国内のパラジウムは、売り優勢となったNY相場を映して小幅安の展開に。小売では1gあたり6,069円(-6円)と、3営業日続落しました。
《10日間のパラジウム相場価格推移(小売)》
09/19 6069円 (-6円)
09/18 6075円 (-54円)
09/17 6129円 (-16円)
09/13 6145円 (+129円)
09/12 6015円 (+97円)
09/11 5918円 (+76円)
09/10 5842円 (+37円)
09/09 5805円 (-86円)
09/06 5891円 (+38円)
09/05 5853円 (+75円)
10日間のパラジウム相場平均価格:5,974円/g
14:45現在の金相場は1トロイオンス1500.15ドル、パラジウムは1584.30ドル、為替は1$107円92銭前後の値動きで推移しております。