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2019年09月10日国内金相場はマイナス圏で推移し3日続落↓一方、パラジウムはプラス圏に転じ反発↑

【金相場】週明け9日のNY金相場は、米中貿易協議が進展するとの期待で投資家心理が好転し売り優勢の展開に。中心限月の12月限は1トロイオンス1511.10ドル(-4.40ドル)と、3営業日続落して取引きを終了。この日の金相場は、軟調となった前営業日相場の反動から買い戻しが入り時間外取引では買いが先行した。一方、通常取引きに入ると利益確定を目的とした売りや、通商・貿易を巡る米中の対立は段階的に解消されるとの期待が広がったことから、リスク選好意欲の高まりを受けて相場を圧迫。株価上昇などから金は上値を重くし、次第にマイナス圏に沈下した。

国内の金相場は、売り優勢となったNY相場を映して軟調に推移。小売ベースでは1gあたり5,622円(-14円)と、マイナス圏で推移し3日続落しました。

《10日間の金相場価格推移(小売)》

09/10  5622円 (-14円)

09/09  5636円 (-41円)

09/06  5677円 (-74円)

09/05  5751円 (+35円)

09/04  5716円 (+57円)

09/03  5659円 (±0円)

09/02  5659円 (+4円)

08/30  5655円 (-27円)

08/29  5682円 (±0円)

08/28  5682円 (+45円)

10日間の金相場平均価格:5,674円/g


【パラジウム相場】週明け9日のNYパラジウム相場は、押し目を買われる場面も見られたが、他貴金属の軟調につれ安となった。中心限月の12月限は1トロイオンス1536.80ドル(-7.90ドル)と、続落して取引きを終了。この日のパラジウムは、安値反動から序盤は買い戻しが先行し堅調に推移した。また、米中貿易協議が進展するとの期待で投資家心理が好転する中、パラジウムにも買いが入り相場は一時1557ドル超まで上昇する場面もあった。ただ、ドル高や軟調な他貴金属につられ失速すると、相場は次第に売り優勢に反転し、結局マイナス圏で取引きを終えた。

国内のパラジウムは、プラス圏に転じ反発。小売では1gあたり5,842円(+37円)と、買い優勢の展開となりました。

《10日間のパラジウム相場価格推移(小売)》

09/10  5,842円 (+37円)

09/09  5,805円 (-86円)

09/06  5,891円 (+38円)

09/05  5,853円 (+75円)

09/04  5,778円 (+17円)

09/03  5,761円 (+5円)

09/02  5,756円 (+205円)

08/30  5,551円 (+27円)

08/29  5,524円 (-16円)

08/28  5,540円 (+11円)

10日間のパラジウム相場平均価格:5,730円/g


13:30現在の金相場は1トロイオンス1495.80ドル、パラジウムは1540.35ドル、為替は1$107円42銭前後の値動きで推移しております。

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