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【金相場】週末30日のNY金相場は、連休を控えてポジション調整的な売りに押され3日続落。中心限月の12月限は1トロイオンス1529.40ドル(-7.50ドル)と、売り優勢で取引きを終了。この日発表された7月のPCEコア価格指数は前年比+1.6%で市場予想と一致したが、同月の個人所得は市場予想を下回る伸びにとどまった。また、8月ミシガン大学消費者信頼感指数確報値は89.8に下方修正されるなど、発表された経済指標はまちまちの内容となった。これを受けて外国為替市場ではドル高・ユーロ安が進行。ドル建ての金商品は割高感に圧迫されたほか、連休を控えた利益確定目的とみられる売りに押され、マイナス圏で取引きを終えた。
国内の金相場は、横ばい圏ながら小幅高に振れ反発。小売ベースでは1gあたり5,659円(+4円)と、3営業日ぶりに上昇しました。
《10日間の金相場価格推移(小売)》
09/02 5659円 (+4円)
08/30 5655円 (-27円)
08/29 5682円 (±0円)
08/28 5682円 (+45円)
08/27 5637円 (-18円)
08/26 5655円 (+100円)
08/23 5555円 (-32円)
08/22 5587円 (-3円)
08/21 5590円 (+26円)
08/20 5564円 (-31円)
10日間の金相場平均価格:5,627円/g
【パラジウム相場】週末30日のNYパラジウムは、テクニカルな買いが入って急騰。中心限月の12月限は1トロイオンス1539.20ドル(+67.70ドル)と、月初来高値を抜いて、中心終値では7月29日相場以来およそ1ヵ月ぶりの高値で取引きを終了。米中貿易戦争は激化しているものの、9月に対面による米中通商協議が行われる事から、楽観的な期待感が買いを促し相場は急伸。大台の1500ドルを突破すると、テクニカルな買いも入り一段高となった。その後、ドル買いや株安を受けて、上値を抑えられる場面もあったが、連休を控えた持ち高調整買いが入り、そのまま高値圏で引けた。
国内のパラジウムは、急騰した週末のNY相場を映して上げ幅を拡大。小売では1gあたり5,756円(+205円)と、8月1日相場以来およそ1ヵ月ぶりの高値となりました。
《10日間のパラジウム相場価格推移(小売)》
09/02 5,756円 (+205円)
08/30 5,551円 (+27円)
08/29 5,524円 (-16円)
08/28 5,540円 (+11円)
08/27 5,529円 (+75円)
08/26 5,454円 (-140円)
08/23 5,594円 (+54円)
08/22 5,540円 (-49円)
08/21 5,589円 (+17円)
08/20 5,572円 (+102円)
10日間のパラジウム相場平均価格:5,565円/g
13:50現在の金相場は1トロイオンス1529.15ドル、パラジウムは1539.70ドル、為替は1$106円18銭前後の値動きで推移しております。