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【金相場】22日のNY金相場は、米連邦公開市場委員会(FOMC)議事録の内容や、発表された経済指標を受け続落。中心限月の12月限は1トロイオンス1508.50ドル(-7.20ドル)と、マイナス圏で取引きを終了。前日引け後に公表された7月の米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨では、FRB当局者の間で利下げに関し意見が割れていたことが分かった。これを受け、金商品は時間外取引きでは売りが出て安寄りした。また、米フィラデルフィア地区連銀のハーカー総裁はこの日、追加刺激を行う根拠は見当たらないとの見解を示すなど、大幅な利下げ観測が緩和した事も材料となったほか、フランスのPMI速報値、米国の週間新規失業保険申請件数など経済指標が良好な内容となった事も、ドル買い・金売りに繋がった。ただ、売り一巡後は押し目買いが入り、下値は限定的となった。
週末23日の西部ワイオミング州ジャクソンホールで開かれる経済政策シンポジウムで、パウエル米連邦準備制度理事会(FRB)議長による講演に関心が高まっている。
国内の金相場は、売り優勢となったNY相場を映して続落。買取ベースでは1gあたり5,555円(-32円)と、マイナス圏での値動きとなりました。
《10日間の金相場価格推移(小売)》
08/23 5555円 (-32円)
08/22 5587円 (-3円)
08/21 5590円 (+26円)
08/20 5564円 (-31円)
08/19 5595円 (+41円)
08/09 5554円 (-18円)
08/08 5487円 (+87円)
08/07 5486円 (+49円)
08/06 5437円 (+74円)
08/05 5364円 (-40円)
10日間の金相場平均価格:5,530円/g
【パラジウム相場】22日のNYパラジウム相場は、株高などの投資意欲の高まりや、押し目買いが入り上昇。中心限月の9月限は1トロイオンス1485.20ドル(+19.70ドル)と、プラスサイドに反転して取引きを終了。この日のパラジウムは、利確売りに押された前日相場の流れを受け、時間外取引では安寄りした。しかし、通常取引きに入ると値ごろ感が意識され買い戻しが活発化。フランスのPMI速報値や、米国の週間新規失業保険申請件数など、経済指標が良好な内容となった事が好感されたほか、株高などリスクオン地合いが相場を後押しし、一気にプラス圏に浮上した。
国内のパラジウムは、安値拾いから買い戻しに転じたNY相場を映して上昇。小売では1gあたり5,594円(+54円)と、前日の下げを埋めて、月初の1日相場(約3週間)ぶりの高値となりました。
《10日間のパラジウム相場価格推移(小売)》
08/23 5,594円 (+54円)
08/22 5,540円 (-49円)
08/21 5,589円 (+17円)
08/20 5,572円 (+102円)
08/19 5,470円 (+130円)
08/09 5,340円 (+5円)
08/08 5,335円 (-65円)
08/07 5,400円 (+81円)
08/06 5,319円 (+27円)
08/05 5,292円 (-199円)
10日間のパラジウム相場平均価格:5,445円/g
12:15現在の金相場は1トロイオンス1497.55ドル、パラジウムは1480.15ドル、為替は1$106円58銭前後の値動きで推移しております。