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【金相場】30日のNY金相場は、米国FOMCの結果発表を翌日に控え様子見ムードが広がる中、買い地合いが継続し3日続伸。中心限月の8月限は1トロイオンス1441.80ドル(+8.50ドル)と、中心終値では2013年5月相場以来およそ6年3ヵ月ぶりの高値で取引きを終了。米中協議が再開されたものの、トランプ大統領が中国を批判するツイートを行い、先行き懸念から安全逃避の買いが先行した。また、FOMCでの利下げ決定を織り込み、金利が付かない資産である金への資金流入が続くとみられ支援材料となり堅調に推移した。途中、発表された米消費者信頼感指数が予想以上となり一時的に下押される場面もあったが、押し目では買われ、この日は約6年3ヵ月ぶりの高値水準で引けた。
米連邦準備制度理事会(FRB)による金融政策決定会合の結果発表を翌日に控え、市場は利下げ見通しに関する情報を待っている。
国内の金相場は、直近高値を抜くなど一段高となったNY相場を映して上昇。小売ベースでは1gあたり5,423円(+3円)と、横ばい圏ながら小幅高で推移し3日続伸。前日に記録した歴代高値を上抜いて、連日で史上最高値を更新しました。
《10日間の金相場価格推移(小売)》
07/31 5423円 (+3円)
07/30 5420円 (+33円)
07/29 5387円 (+10円)
07/26 5377円 (-6円)
07/25 5383円 (+28円)
07/24 5355円 (-8円)
07/23 5363円 (-3円)
07/22 5366円 (-41円)
07/19 5407円 (+32円)
07/18 5375円 (+61円)
10日間の金相場平均価格:5,386円/g
【パラジウム相場】30日のNYパラジウム相場は、前日の急騰を受けた利確売りに押され反落。中心限月の9月限は1トロイオンス1509.10ドル(-44.70ドル)と、大幅反落して取引を終了。今週再開した米中通商交渉も注目を集めたが、トランプ大統領が中国を批判するツイートを行い、状況を大きく打開する可能性は低いとの見方が優勢となった事から、パラジウムは序盤より軟調に推移した。また、前日の急騰を受けた利益確定売りや、ドル安一服による割高感も意識され、この日は売り優勢で取引を終えた。
国内のパラジウムは、売り優勢となったNY相場を映して反落。小売では1gあたり5,821円(-135円)と、前日の上げ幅を消化し、本日はマイナス圏での値動きとなりました。
《10日間のパラジウム相場価格推移(小売)》
07/31 5,821円 (-135円)
07/30 5,956円 (+108円)
07/29 5,848円 (-5円)
07/26 5,853円 (-16円)
07/25 5,869円 (+59円)
07/24 5,648円 (+16円)
07/23 5,632円 (+54円)
07/22 5,578円 (-27円)
07/19 5,605円 (-76円)
07/18 5,681円 (+6円)
10日間のパラジウム相場平均価格:5,830円/g
11:30現在の金相場は1トロイオンス1424.35ドル、パラジウムは1549.85ドル、為替は1$108円77銭前後の値動きで推移しております。