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【金相場】24日のNY金相場は、新規取引材料に乏しいなか、世界的な金融緩和で金市場への資金流入が続くとの見方が相場を支え小反発。中心限月の8月限は1トロイオンス1423.60ドル(+1.90ドル)と、小幅ながらプラス圏に転じて取引きを終了。米連邦準備制度理事会(FRB)が今月30-31両日に開く連邦公開市場委員会(FOMC)で、最低でも0.25%の利下げを決定することはほぼ確実視され米国利下げ期待が高まる中、金は買いが優勢となった。また、7月のユーロ圏総合PMI(購買担当者景況指数)が市場予想を下回ったことから、ユーロ圏の景気先行き懸念が強まり、金の買いを誘った面もあった。ただ、欧州中央銀行(ECB)定例理事会や来週の日銀金融政策決定会合、米連邦公開市場委員会(FOMC)などを控えて積極的な商いは手控えられ、値動きは小幅にとどまった。
国内の金相場は、小幅ながらプラス圏に転じたNY相場を映して上昇。小売ベースでは1gあたり5,383円(+28円)と、4営業日ぶりに値を上げ反発しました。
《10日間の金相場価格推移(小売)》
07/25 5383円 (+28円)
07/24 5355円 (-8円)
07/23 5363円 (-3円)
07/22 5366円 (-41円)
07/19 5407円 (+32円)
07/18 5375円 (+61円)
07/17 5314円 (-25円)
07/16 5339円 (+3円)
07/12 5336円 (-49円)
07/11 5385円 (+74円)
10日間の金相場平均価格:5,362円/g
【パラジウム相場】24日のNYパラジウム相場は、他貴金属の上昇や安値拾いが入り反発。中心限月の9月限は1トロイオンス1538.50ドル(+19.90ドル)と、先週17日相場以来(約1週間ぶり)の高値に戻して取引きを終了。この日のパラジウムは、売りが優った前日相場の安値反動から買い戻しが入り時間外取引より上昇した。また、他貴金属の上昇や、米連邦準備理事会(FRB)の利下げ見通しなどを背景に押し目買いが入り上げ幅を拡大。相場は一時1540ドルまで上昇する場面もあった。
国内のパラジウムは、買い優勢となったNY相場を映して上伸。小売では1gあたり5,869円(+59円)と、上げ幅を拡大し3営業日続伸。先週16日(約1週間)ぶりの高値となりました。
《10日間のパラジウム相場価格推移(小売)》
07/25 5,869円 (+59円)
07/24 5,648円 (+16円)
07/23 5,632円 (+54円)
07/22 5,578円 (-27円)
07/19 5,605円 (-76円)
07/18 5,681円 (+6円)
07/17 5,675円 (-114円)
07/16 5,789円 (-27円)
07/12 5,816円 (-86円)
07/11 5,902円 (+113円)
10日間のパラジウム相場平均価格:5,865円/g
12:30現在の金相場は1トロイオンス1428.55ドル、パラジウムは1545.90ドル、為替は1$108円16銭前後の値動きで推移しております。