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【金相場】23日のNY金相場は、ドル高に相場を圧迫され反落。中心限月の8月限は1トロイオンス1421.70ドル(-5.20ドル)と、マイナス圏に転じて取引きを終了。前日に米政権と議会が債務上限問題で合意したことでリスク選好が高まり、外国為替市場ではドル買いが進行。ドル建ての金商品は割高感が意識され相場を圧迫された。その後、発表された米中古住宅販売件数や、リッチモンド連銀製造業景況指数が冴えない内容となった事を受け、やや買い戻される場面もあったが、利確売りが出た事や、引き続きドル高が意識され、売り優勢で取引きを終えた。
市場の焦点は利下げ決定が見込まれている30-31両日のFOMC結果内容。欧州中央銀行(ECB)も25日の定例理事会で、金融緩和を示唆すると予想されている。
国内の金相場は、前日相場同様に小幅に値を下げマイナス圏へ。小売ベースでは1gあたり5,355円(-8円)と、横ばい圏ながら3日続落しました。
《10日間の金相場価格推移(小売)》
07/24 5355円 (-8円)
07/23 5363円 (-3円)
07/22 5366円 (-41円)
07/19 5407円 (+32円)
07/18 5375円 (+61円)
07/17 5314円 (-25円)
07/16 5339円 (+3円)
07/12 5336円 (-49円)
07/11 5385円 (+74円)
07/10 5311円 (+12円)
10日間の金相場平均価格:5,355円/g
【パラジウム相場】23日のNYパラジウム相場は、ドル高に圧迫され反落。中心限月の9月限は1トロイオンス1518.60ドル(-10.60ドル)と、マイナス圏に転じて取引きを終了。この日のパラジウムは、買い優勢となった前日相場の反動から序盤より売りが先行し小安く推移した。その後、下値では安値拾いや、押し目買いも入りプラス圏に浮上する場面もあったが、ドル高や一部利確売りが出た事で相場を圧迫され、結局マイナス圏に沈下して取引きを終えた。
国内のパラジウムは、プラス圏で推移し上伸。小売では1gあたり5,810円(+16円)と、値を上げ上伸しました。
《10日間のパラジウム相場価格推移(小売)》
07/24 5,810円 (+16円)
07/23 5,794円 (+54円)
07/22 5,740円 (-27円)
07/19 5,767円 (-75円)
07/18 5,842円 (+5円)
07/17 5,837円 (-113円)
07/16 5,950円 (-27円)
07/12 5,977円 (-87円)
07/11 6,064円 (+114円)
07/10 5,950円 (-22円)
10日間のパラジウム相場平均価格:5,873円/g
12:35現在の金相場は1トロイオンス1424.10ドル、パラジウムは1523.80ドル、為替は1$108円19銭前後の値動きで推移しております。