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【金相場】9日のNY金相場は、売りが先行するも安値拾いから下げ渋り小幅高で取引きを終了。中心限月の8月限は1トロイオンス1400.50ドル(+0.50ドル)と、小反発して取引きを終了。この日は、外国為替市場でドル買いが進んだ事を受け、時間外取引では売りが先行し安寄りした。一方で、相場下落が続いた反動で持ち高調整の買いが入るとプラス圏に反転。また、米国とイランの関係悪化を警戒する動きも買い材料となった。ただその後は、パウエル米連邦準備理事会(FRB)議長の議会証言を10-11日に控え様子見ムードも強く、午後は方向感が出にくい展開となった。
国内の金相場は、NY相場の上昇や円安要因から買われ続伸。小売ベースでは1gあたり5,311円(+12円)と、プラス圏で推移し上昇しました。
《10日間の金相場価格推移(小売)》
07/10 5311円 (+12円)
07/09 5299円 (+9円)
07/08 5290円 (-37円)
07/05 5327円 (-7円)
07/04 5334円 (-32円)
07/03 5366円 (+125円)
07/02 5241円 (-20円)
07/01 5261円 (-53円)
06/28 5314円 (+14円)
06/27 5300円 (+2円)
10日間の金相場平均価格:5,304円/g
【パラジウム相場】9日のNYパラジウム相場は、このところの高値更新に対する反動から利確売りに押され3営業日続落。中心限月の9月限は1トロイオンス1539.90ドル(-18.30ドル)と、マイナス圏で取引きを終了。この日は外国為替市場でドル高が進んだ事を受けて、時間外取引より売りが先行した。また、株式相場が軟調となったほか、先週3日には歴代高値を抜いて、史上最高値を更新するなど一段高で推移していた事から利益確定売りも出やすく、この日は売り優勢で取引きを終えた。
国内のパラジウムは、利確売りに押されたNY相場を映して3営業日ぶりに反落。小売では1gあたり5,950円(-22円)と、マイナス圏での値動きとなりました。
《10日間のパラジウム相場価格推移(小売)》
07/10 5,950円 (-22円)
07/09 5,972円 (±0円)
07/08 5,972円 (+38円)
07/05 5,934円 (-27円)
07/04 5,961円 (+38円)
07/03 5,923円 (+21円)
07/02 5,902円 (+27円)
07/01 5,875円 (-54円)
06/28 5,929円 (+135円)
06/27 5,794円 (+27円)
10日間のパラジウム相場平均価格:5,921円/g
12:00現在の金相場は1トロイオンス1397.85ドル、パラジウムは1548.20ドル、為替は1$108円90銭前後の値動きで推移しております。