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【金相場】週明け5日のNY金相場は続伸。中心限月の2月限は1トロイオンス1204.00ドル(+17.80ドル)と、昨年30日相場以来3営業日ぶりに1200ドル台にのせて取引きを終了。ギリシャのユーロ圏離脱不安を背景に金融市場全体にリスクオフムードが広がった事から、安全資産とされる金は買いが先行し上昇。また、旧正月を前に中国による現物の需要増加期待が強まっている事や、欧州圏の経済成長鈍化を受けECBによる追加の金融緩和期待も相場の支援材料となり、金はこの日もプラス圏で取引きを終えた。
国内の金相場は上伸した海外相場高を映して続伸。小売ベースでは1gあたり5,032円(+40円)と、昨年15日相場以来およそ3週間ぶりの高値をつけ、同日ぶりに5,000円越えとなりました。
《直近10営業日の金相場価格推移(小売ベース)》
01/06 5032円 (+40円) ※最高値
01/05 4992円 (+27円)
12/26 4965円 (+10円)
12/25 4955円 (-20円)
12/24 4975円 (-24円)
12/22 4999円 (+10円)
12/19 4989円 (+33円)
12/18 4956円 (+45円)
12/17 4911円 (-20円) ※最安値
12/16 4931円 (-116円)
直近10日間の金平均価格:4,971円/g
【パラジウム相場】週明け5日のNYパラジウム相場は続落。中心限月の3月限は1トロイオンス793.20ドル(-1.65ドル)と、5営業日続落して取引きを終了。この日の貴金属市場はパラジウムを除いて堅調に推移。パラジウムは序盤、最近の安値反動から買いが入り800ドル近辺で推移するなど買いが先行した。しかしその後は、ギリシャ不安の広がりから金融市場全体にリスク回避姿勢が台頭し、米欧の株式相場も下げ幅を拡大。株価下落につられた事や、原油相場が一段安となった事も材料視されパラジウムは徐々に上げ幅を縮小し、結局マイナス圏でこの日も取引きを終えた。
国内のパラジウム相場は海外相場が弱気で推移した事や、為替が円高に振れた事を映して続落。小売ベースでは1gあたり3,396円(-33円)と、年明け2連日安となりました。
《直近10営業日のパラジウム相場価格推移(小売ベース)》
01/06 3396円 (-33円)
01/05 3429円 (-76円)
12/26 3505円 (+17円)
12/25 3488円 (-17円)
12/24 3505円 (+65円) ※最高値
12/22 3440円 (+71円)
12/19 3369円 (+48円)
12/18 3321円 (+27円)
12/17 3294円 (-65円) ※最安値
12/16 3359円 (-75円)
直近10日間のパラジウム平均価格:3,411円/g
現在、地金相場は世界情勢など様々な要因から価格変動が激しくなっており、為替相場との兼ね合いからも日相場の価格が乱高下する事も御座いますので、今後の動向にご注視下さい。12:00現在の金相場は1トロイオンス1205.25ドル、パラジウムは797.10ドル、為替は1$119円28銭前後の値動きで推移しております。