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【金相場】23日のNY金相場は、ドル高や株高を意識した売りに押され反落。中心限月の6月限は1トロイオンス1273.20ドル(-4.40ドル)と、マイナス圏に転じて取引きを終了。時間外取引ではリスク回避の動きを受けて上昇する場面も見られたが、早朝からドル高・ユーロ安が進行した事で、金への割高感につながり相場を圧迫した。また、米商務省が午前に発表した3月の新築一戸建て住宅販売件数が市場予想を上回ったことや、米主要企業の好調な決算内容を受けて、この日の米国株式相場が上昇。投資家のリスク選好意欲が回復する中、安全資産とされる金には売り圧力が掛かり、この日はマイナス圏で取引きを終えた。
国内の金相場は、売り優勢となったNY相場を映して続落。小売ベースでは1gあたり4,985円(-10円)と、値を落としマイナス圏での値動きとなりました。
《直近10日間の金相場価格推移(小売)》
04/24 4985円 (-10円)
04/23 4995円 (-16円)
04/22 5011円 (+10円)
04/19 5001円 (-2円)
04/18 5003円 (-11円)
04/17 5014円 (-37円)
04/16 5051円 (-4円)
04/15 5055円 (-2円)
04/12 5057円 (-34円)
04/11 5091円 (+5円)
直近10日間の金相場平均価格:5,026円/g
【パラジウム相場】23日のNYパラジウム相場は、ドル高に押される場面もあったが、株高などリスク選好地合いが好感され上昇。中心限月の6月限は1トロイオンス1375.60ドル(+5.80ドル)と、プラス圏に転じ反発して取引きを終了。この日のパラジウムは、未明に進んだドル高・ユーロ安を背景に時間外取引では売りが先行し安寄りした。その後、売りが一巡すると安値拾いから買い戻しが入ったほか、企業決算が総じて予想を上回る中で、株高となるなどリスク選好意欲の高まりが意識され相場はプラス圏に反転。前日の下げに対する反発や押し目買いもあって、この日は買い優勢で取引きを終えた。
国内のパラジウムは、買いが優ったNY相場を映して上昇。小売では1gあたり5,524円(+11円)と、3営業日ぶりに値を上げ反発しました。
《直近10日間のパラジウム相場価格推移(小売)》
04/24 5524円 (+11円)
04/23 5513円 (-119円)
04/22 5632円 (-43円)
04/19 5675円 (+130円)
04/18 5545円 (+162円)
04/17 5383円 (-33円)
04/16 5416円 (-32円)
04/15 5448円 (+21円)
04/12 5427円 (-43円)
04/11 5470円 (+22円)
直近10日間のパラジウム相場平均価格:5,503円/g
14:25現在の金相場は1トロイオンス1272.85ドル、パラジウムは1376.80ドル、為替は1$111円83銭前後の値動きで推移しております。