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【金相場】週明け25日のNY金相場は、世界景気の減速懸念が強まり、安全資産としての金買いが根強く3営業日続伸。中心限月の4月限は1トロイオンス1322.60ドル(+10.30ドル)と、月初来高値を抜いて、2月26日相場以来およそ1ヵ月ぶりの高値に戻して取引きを終了。前週末は、欧米の製造業購買担当者景況指数(PMI)が不調だったことを受けて世界的な景気減速懸念が広がった。週明けのこの日は、ドイツのIFO経済研究所が発表した3月の同国企業の景況感指数が前月比で7カ月ぶりに改善。欧州景気に対する過度の警戒感は後退したものの、投資家のリスク選好意欲は依然乏しく安全資産とされる金が買われ、じりじり値を上げる展開となった。また、外国為替市場ではドルが対ユーロで軟調に推移した為、ドル建てで取引される金商品の割安感につながったことも買いを後押ししたほか、米連邦準備制度理事会(FRB)が利下げに動くとの見方が広がったことも、金にとっては追い風となり、この日も買い優勢で引けた。
国内の金相場は、堅調となったNY相場を映して3営業日ぶりに上昇。小売ベースでは1gあたり5,093円(+38円)と、値を上げ、本日はプラス圏での値動きとなりました。
《直近10日間の金相場価格推移(小売)》
03/26 5093円 (+38円)
03/25 5055円 (-19円)
03/22 5074円 (-27円)
03/20 5101円 (+13円)
03/19 5088円 (+9円)
03/18 5079円 (+11円)
03/15 5068円 (-29円)
03/14 5097円 (+23円)
03/13 5074円 (+28円)
03/12 5046円 (-6円)
直近10日間の金相場平均価格:5,078円/g
【パラジウム相場】週明け25日のNYパラジウム相場は、前日の下落に対する安値拾いや、ドル安などを背景に買われ反発。中心限月の6月限は1トロイオンス1543.40ドル(+27.90ドル)と、買い優勢で取引きを終了。前週末は世界的な景気減速懸念が広がったことや、このところの急騰に対する利確売りが出たことで軟調な展開となったが、週明けのこの日は安値拾いの買い戻しが入り序盤より小高く推移した。また、米連邦準備理事会(FRB)が年内に利下げに動くとの見方が強まったことや、ドル安の進行、他貴金属の上昇なども材料となり相場は上げ幅を拡大。一時1547ドル超まで上昇した。一方、世界景気の減速懸念から投資家のリスク選好意欲が乏しく、米国株が軟調となる場面では上値を重くするも、供給逼迫への先行き不安による買い支えや、米国株の戻りを受けて、そのまま高値圏で取引きを終えた。
国内のパラジウムは、買い戻しに反転したNY相場を映して上昇。小売では1gあたり6,112円(+91円)と、本日はプラス圏で推移し3営業日ぶりに反発しました。
《直近10日間のパラジウム相場価格推移(小売)》
03/26 6112円 (+91円)
03/25 6021円 (-199円)
03/22 6220円 (-38円)
03/20 6258円 (+70円)
03/19 6188円 (+92円)
03/18 6096円 (-26円)
03/15 6123円 (+38円)
03/14 6085円 (+27円)
03/13 6058円 (±0円)
03/12 6058円 (+102円)
直近10日間のパラジウム相場平均価格:6,122円/g
現在、地金相場は世界情勢など様々な要因から価格変動が激しくなっており、為替相場との兼ね合いからも日相場の価格が乱高下する事も御座いますので、今後の動向にご注視下さい。12:00現在の金相場は1トロイオンス1322.50ドル、パラジウムは1541.70ドル、為替は1$110円06銭前後の値動きで推移しております。