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【金相場】6日のNY金相場は、安値拾いの買い戻しや株安が意識され上昇。中心限月の4月限は1トロイオンス1287.60ドル(+2.90ドル)と、8営業日ぶりに反発して取引きを終了。金相場は前日までに7営業日続落するなど高値修正が続いていた事から、この日は安値拾いの買い戻しや、ショートカバーが入り序盤より小高く推移した。また、米国株が下落したことや、ドルがユーロに対して弱含んだことなども支援材料となった。ただ、米中両国による貿易協議の行方や週末8日に発表される米雇用統計に注目が集まる中、買い一巡後は様子見の展開となり上げ幅は小幅にとどまった。
国内の金相場は、NY市場では買い優勢で推移したものの、為替が円高に傾斜した事を受けてマイナス圏に沈下。小売ベースでは1gあたり5,038円(-13円)と、前日の上げを戻し反落となりました。
《直近10日間の金相場価格推移(小売)》
03/07 5038円 (-13円)
03/06 5051円 (+14円)
03/05 5037円 (-32円)
03/03 5069円 (-45円)
03/01 5114円 (+1円)
02/28 5113円 (-19円)
02/27 5132円 (-15円)
02/26 5147円 (+6円)
02/25 5141円 (+26円)
02/22 5115円 (-61円)
直近10日間の金相場平均価格:5,096円/g
【パラジウム相場】6日のNYパラジウム相場は、安値拾いの買い戻しから大きく上昇し3営業日ぶりに反発。中心限月の6月限は1トロイオンス1486.40ドル(+20.50ドル)と、買い優勢で取引きを終了。高値調整から前2日間では売り優勢となった事から、この日は安値拾いの買い戻しが入り序盤より堅調に推移した。また、外国為替市場ではドル買いが一服した事も割安感につながり、一時1498.90ドルと1500ドル近辺まで買いが進むなど上げ幅を拡大した。途中、米国株の下落や、米中貿易協議への行方などから売りが出る場面もあったが押し目買いに支えられ、そのまま買い優勢で取引きを終えた。
国内のパラジウムは、安値反動から買い戻し優勢となったNY相場高を映して上昇。小売では1gあたり6,075円(+71円)と、3営業日ぶりに大きく反発し、プラス圏で推移しました。
《直近10日間のパラジウム相場価格推移(小売)》
03/07 6075円 (+71円)
03/06 6004円 (-60円)
03/05 6064円 (-81円)
03/03 6145円 (+60円)
03/01 6085円 (+64円)
02/28 6021円 (-91円)
02/27 5132円 (-15円)
02/26 5147円 (+6円)
02/25 5141円 (+26円)
02/22 5115円 (-61円)
直近10日間のパラジウム相場平均価格:6,027円/g
現在、地金相場は世界情勢など様々な要因から価格変動が激しくなっており、為替相場との兼ね合いからも日相場の価格が乱高下する事も御座いますので、今後の動向にご注視下さい。12:55現在の金相場は1トロイオンス1289.55ドル、パラジウムは1497.05ドル、為替は1$111円72銭前後の値動きで推移しております。