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【金相場】16日のNY金相場は続落。中心限月の2月限は1トロイオンス1194.30ドル(-13.40ドル)と、米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果発表を17日に控えて、利益を確定する目的の売りから5営業日続落して取引きを終了。早朝の時間外取引中は堅調に推移し、一時1223.90ドルまで上伸した。しかし、その後は翌日(17日)のFOMC声明発表を前に早期利上げに対する警戒も強まり、引けにかけて下落基調に転じ、そのままマイナス圏でこの日の取引きを終えた。
国内の金相場は弱基調で推移した海外相場や、為替が円高に振れた事を映して続落。小売ベースでは1gあたり4,911円(-20円)と3営業日値を下げ、前日同様に月間では1日相場以来およそ2週間ぶりの安値となりました。
《12月現在の金相場の値動き(小売ベース)》
12/17 4911円 (-20円)
12/16 4931円 (-116円)
12/15 5047円 (-46円)
12/12 5093円 (+39円)
12/11 5054円 (-70円)
12/10 5124円 (+54円) ※最高値
12/09 5070円 (+17円)
12/08 5053円 (+16円)
12/05 5037円 (-17円)
12/04 5054円 (+74円)
12/03 4980円 (+3円)
12/02 4977円 (+186円)
12/01 4791円 (-115円) ※最安値
12月現在の金平均価格:5,009円/g
【パラジウム相場】16日のNYパラジウム相場は続落。中心限月の3月限は1トロイオンス784.00ドル(-18.55ドル)と、5営業日続落して取引きを終了。この日のパラジウムは、取引き序盤より売りが先行し弱基調で推移。途中、外為市場でドルが軟調に推移した事から買い戻されたほか、金・プラチナの上昇で一時切り返す場面も見られたが、米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果発表を翌日(17日)に控えて、持ち高調整目的の売りに押され相場を圧迫。また、世界最大のパラジウム産出国のロシアが自国通貨ルーブル安を背景に、パラジウムを手放すのではとの警戒感が広がった事も下押し要因となり、結局終値では月初来安値をつけてこの日の取引きを終えた。
国内のパラジウム相場は海外相場安や、為替要因から続落。小売では1gあたり3,294円(-65円)と月初来安値を更新し、先月21日相場以来およそ3週間ぶりの安値となりました。
《12月現在のパラジウム相場の値動き(小売ベース)》
12/17 3294円 (-65円) ※最安値
12/16 3359円 (-75円)
12/15 3434円 (-38円)
12/12 3472円 (+49円)
12/11 3423円 (-27円)
12/10 3450円 (+10円)
12/09 3440円 (-48円)
12/08 3488円 (+76円) ※最高値
12/05 3412円 (±0円)
12/04 3412円 (-11円)
12/03 3423円 (+37円)
12/02 3386円 (±0円)
12/01 3386円 (-5円)
12月現在のパラジウム平均価格:3,414円/g
現在、地金相場は世界情勢など様々な要因から価格変動が激しくなっており、為替相場との兼ね合いからも日相場の価格が乱高下する事も御座いますので、今後の動向にご注視下さい。11:30現在の金相場は1トロイオンス1197.95ドル、パラジウムは787.25ドル、為替は1$116円61銭前後の値動きで推移しております。