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【金相場】週明け15日のNY金相場は続落。中心限月の2月限は1トロイオンス1207.70ドル(-14.80ドル)と、4営業日続落して取引きを終了。16日から始まる米連邦公開市場委員会(FOMC)を控え、早期利上げ観測が意識された事から金は相場を圧迫。また、原油相場の下値追いや、外為市場ではユーロに対しドルが上昇した事も下押し材料となり、週明けのこの日は売りが優勢となった。市場ではFOMC声明の内容を見極めたいとの見方から、様子見姿勢が強かった。
国内の金相場は為替が円高に振れた事や、週明けの海外相場安を映して続落。小売ベースでは1gあたり4,931円(‐116円)と大きく値を下げ、1日相場以来およそ2週間ぶりの安値となりました。
《12月現在の金相場の値動き(小売ベース)》
12/16 4931円 (-116円)
12/15 5047円 (-46円)
12/12 5093円 (+39円)
12/11 5054円 (-70円)
12/10 5124円 (+54円) ※最高値
12/09 5070円 (+17円)
12/08 5053円 (+16円)
12/05 5037円 (-17円)
12/04 5054円 (+74円)
12/03 4980円 (+3円)
12/02 4977円 (+186円)
12/01 4791円 (-115円) ※最安値
12月現在の金平均価格:5,018円/g
【パラジウム相場】週明け15日のNYパラジウム相場は続落。中心限月の3月限は1トロイオンス802.55ドル(-14.0ドル)と、3営業日続落して取引きを終了。この日は16日-17日に開催される米連邦公開市場委員会(FOMC)を控え、早期利上げ観測が意識された事から貴金属市場は総じて軟調に推移。パラジウムは取引き序盤より売りが先行。途中、安値拾いの買いや、為替がドル安に振れた事からプラスに浮上する場面もあったが、原油の大幅安を発端にグローバルなリスク回避姿勢が強まった事や、金・プラチナの下値追いを眺め相場を圧迫。また、米株式相場が軟調に推移した事も下押し要因となり、売りが優勢でこの日の取引きを終えた。
国内のパラジウム相場は為替が円高に振れた事や、前日の海外相場安を映して続落。買取では1gあたり3,197円(-75円)と、2営業日値を下げ月初来安値となりました。
《12月現在のパラジウム相場の値動き(小売ベース)》
12/16 3359円 (-75円) ※最安値
12/15 3434円 (-38円)
12/12 3472円 (+49円)
12/11 3423円 (-27円)
12/10 3450円 (+10円)
12/09 3440円 (-48円)
12/08 3488円 (+76円) ※最高値
12/05 3412円 (±0円)
12/04 3412円 (-11円)
12/03 3423円 (+37円)
12/02 3386円 (±0円)
12/01 3386円 (-5円)
12月現在のパラジウム平均価格:3,424円/g
現在、地金相場は世界情勢など様々な要因から価格変動が激しくなっており、為替相場との兼ね合いからも日相場の価格が乱高下する事も御座いますので、今後の動向にご注視下さい。