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2018年12月19日NY相場の値動きや為替動向から、国内貴金属は総じてマイナス圏に沈下し反落↓

【金相場】18日のNY金相場は、 米連邦準備制度理事会(FRB)の金融政策決定を翌日に控えて持ち高調整の商いが中心となり小幅続伸。中心限月の2月限は1トロイオンス1253.60ドル(+1.80ドル)と、横ばい圏ながら上伸して取引を終了。 この日午後から始まった米連邦公開市場委員会(FOMC)の協議の行方に注目が集まる中、相場は様子見ムードから終始小動きな展開で推移。翌19日午後に公表される声明文と経済・金利見通しなどから来年以降の政策運営に関する手掛かりを得たいとの思惑が強く、積極的な商いは手控えられた。朝方に発表された11月の米住宅着工件数は3カ月ぶりにプラスに転じ、先行指標である着工許可件数も市場予想を上回った。加えて、前日に大幅下落した米国株がこの日は反発。外国為替市場ではドル売り・ユーロ買いに歯止めがかかり、金商品は午前にいったんマイナス圏に沈んだものの、その後は買い戻しに支えられて小高い水準に切り返した。

国内の金相場は、NY相場高を映すも円高要因から上げを相殺され小幅安に。小売ベースでは1gあたり4,916円(-2円)と、横ばいながら値を落とし、小反落となりました。

《直近10日間の金相場価格推移(小売)》

12/19  4916円 (-2円)

12/18  4918円 (+6円)

12/17  4912円 (-31円)

12/14  4943円 (+1円)

12/13  4942円 (+5円)

12/12  4937円 (+11円)

12/11  4926円 (+2円)

12/10  4924円 (+31円)

12/07  4893円 (-11円)

12/06  4904円 (+8円)

直近10日間の金相場平均価格:4,922円/g


【パラジウム相場】18日のNYパラジウム相場は、全体的に小動きな展開となる中、利益確定売りが出た事で反落。中心限月の3月限は1トロイオンス1179.20ドル(-2.80ドル)と小幅ながらマイナス圏に転じて取引を終了。この日のパラジウムは、買い優勢となった前日相場の流れを引き継ぎ序盤は買いが先行した。また、米国株が反発するなど堅調となった事で一時買いが旺盛となる場面もあったが、その後は利益確定の売りや、ドル安一服を受けて相場は失速し、結局マイナス圏で取引を終えた。

国内のパラジウムは、売り優勢となったNY相場や円高要因からマイナス圏に転じ反落。小売では1gあたり4,962円(-65円)と、値を下げ反落しました。

12/19  4962円 (-65円)

12/18  5027円 (+49円)

12/17  4978円 (-81円)

12/14  5059円 (+16円)

12/13  5043円 (+65円)

12/12  4978円 (+70円)

12/11  4908円 (+48円)

12/10  4860円 (+38円)

12/07  4822円 (-124円)

12/06  4946円 (+32円)

直近10日間のパラジウム相場平均価格:4,958円/g


現在、地金相場は世界情勢など様々な要因から価格変動が激しくなっており、為替相場との兼ね合いからも日相場の価格が乱高下する事も御座いますので、今後の動向にご注視下さい。13:50現在の金相場は1トロイオンス1254.15ドル、パラジウムは1187.45ドル、為替は1$112円27銭前後の値動きで推移しております。

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