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【金相場】5日NY金相場は、前日の高値反動に対する利益確定売りが出た事で反落。中心限月の2月限は1トロイオンス1242.60ドル(-4.00ドル)と、マイナス圏に転じて取引を終了。前日の金相場は、米中貿易摩擦に対する警戒感が再燃する中で買い進まれ、約4カ月半ぶりの高値を更新した。この日はその反動から利益確定の売りや持ち高調整目的の売りが優勢となった。また、12月18、19両日の米連邦公開市場委員会(FOMC)で利上げが決定されるとの観測が広がっていることも、金利を生まない資産である金には売り圧力となった。ただ、故ブッシュ(父)元大統領の「国民追悼の日」で金融市場の一部が休場となったため、この日の商いは全体的に薄く、新規材料難から相場の値動きも限定的だった。引け後に発表された全国12地区の連銀景況報告(ベージュブック)にも反応は薄かった。
国内の金相場は、NY市場では売りが優るも、引け後の買い戻しを受けて上昇。小売ベースでは1gあたり4,904円(+8円)と、小幅ながら値を上げ、7月13日相場以来およそ4ヶ月半ぶりの高値となりました。
《直近10日間の金相場価格推移(小売)》
12/06 4904円 (+8円)
12/05 4896円 (-1円)
12/04 4897円 (+33円)
12/03 4778円 (+1円)
11/30 4863円 (+2円)
11/29 4861円 (+21円)
11/28 4840円 (-19円)
11/27 4860円 (+13円)
11/26 4847円 (-10円)
11/22 4772円 (+32円)
直近10日間の金相場平均価格:4,869円/g
【パラジウム相場】5日のNYパラジウム相場は、需給バランスの観点から買い地合いが継続し一段高へ。中心限月の3月限は1トロイオンス1184.40ドル(+4.20ドル)と、一代高値を再更新し、連日で最高値を記録して取引を終了。この日のパラジウムは、前日まで連日で高値記録を更新するなど一段高で推移していたことから、この日は一先ず利益確定を目的とした売りが先行し序盤は小安く推移した。しかし、その後は供給逼迫への警戒感が意識され相場は次第に反転。テクニカル要因や、ドルがユーロに対して下げる場面では割安感が材料となり、結局プラス圏に転じて取引を終えた。この所、供給不安を背景に急騰しているパラジウムは、価格水準を切り上げ一段高へ。3日間の上げ幅では+39.8ドル(+3.3%)となった。
国内のパラジウムは、高値記録を再更新するなど堅調となったNY相場を映し上伸。小売では1gあたり4,946円(+32円)と、4日続伸し連日で過去最高値を更新。2002年7月相場以来およそ16年5ヶ月ぶりに金を上回る水準となっております。
《直近10日間のパラジウム相場価格推移(小売)》
12/06 4946円 (+32円)
12/05 4914円 (+87円)
12/04 4827円 (+65円)
12/03 4762円 (+21円)
11/30 4741円 (±0円)
11/29 4579円 (+102円)
11/28 4477円 (+33円)
11/27 4444円 (+92円)
11/26 4352円 (-103円)
11/22 4455円 (+38円)
直近10日間のパラジウム相場平均価格:4,731円/g
現在、地金相場は世界情勢など様々な要因から価格変動が激しくなっており、為替相場との兼ね合いからも日相場の価格が乱高下する事も御座いますので、今後の動向にご注視下さい。14:10現在の金相場は1トロイオンス1240.35ドル、パラジウムは1189.05ドル、為替は1$112円69銭前後の値動きで推移しております。