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2018年11月13日週明けのNY市場を映して、国内貴金属は総じて軟調な展開に↓

【金相場】週明け12日のNY金相場は、ドル高・ユーロ安の進行に伴う割高感が意識され3営業日続落。中心限月の12月限は1トロイオンス1203.50ドル(-5.10ドル)と、マイナス圏で取引きを終了。英国の欧州連合(EU)離脱をめぐる交渉難航などが伝えられる中、この日の外国為替市場ではドル買い・ユーロ売りが加速。ドル建てで取引される金商品は割高感が意識され相場を圧迫。未明ごろから徐々に売りが優勢となり相場は軟調に推移した。また、米連邦準備制度理事会(FRB)による利上げ継続観測も金利を生まない資産である金商品の下押し要因となった。7日に公表された米連邦公開市場委員会(FOMC)声明では、次回12月の会合での追加利上げに加え、来年も緩やかに金融引き締めを継続する方針が示されていた。

国内の金相場は、ドル高に圧迫されたNY相場を映して軟調に推移。小売ベースでは1gあたり4,794円(-45円)と、前日とほぼ同額を値下げ続落しました。

《直近10日間の金相場価格推移(小売)》

11/13  4708円 (-46円)

11/12  4839円 (-45円)

11/09  4884円 (+3円)

11/08  4881円 (-2円)

11/07  4883円 (-2円)

11/06  4885円 (-12円)

11/05  4897円 (+21円)

11/02  4876円 (+65円)

11/01  4811円 (-28円)

10/31  4839円 (-6円)

直近10日間の金相場平均価格:4,859円/g


【パラジウム相場】週明け12日のNYパラジウム相場は、ドル高・株安を背景に売りが優り軟調に推移。中心限月の12月限は1トロイオンス1085.60ドル(-11.90ドル)と、3営業日続落して取引きを終了。英閣僚辞任報道やイタリアの財政問題を受けて、外国為替市場ではドル買い・ユーロ売りが加速。ドルはユーロに対し一時約1年4カ月ぶり高値水準で取引されるなど、ドル高進行にパラジウムは圧迫され序盤より軟調となった。また、原油安や米国株価が大きく下げたほか、一部で利益を確定する動きも見られ、売り優勢で取引きを終えた。

国内のパラジウムは、利確売りやドル高に押されたNY相場を映して軟調に推移。小売では1gあたり4,411円(-81円)と、3営業日続落し、マイナス圏での値動きとなりました。

《直近10日間のパラジウム相場価格推移(小売)》

11/13  4481円 (-81円)

11/12  4492円 (-44円)

11/09  4536円 (-5円)

11/08  4541円 (+59円)

11/07  4482円 (-48円)

11/06  4530円 (+65円)

11/05  4465円 (+97円)

11/02  4368円 (+54円)

11/01  4314円 (+5円)

10/31  4309円 (-32円)

直近10日間のパラジウム相場平均価格:4,445円/g


現在、地金相場は世界情勢など様々な要因から価格変動が激しくなっており、為替相場との兼ね合いからも日相場の価格が乱高下する事も御座いますので、今後の動向にご注視下さい。13:40現在の金相場は1トロイオンス1207.45ドル、パラジウムは1089.70ドル、為替は1$114円02銭前後の値動きで推移しております。

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