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2018年11月06日国内金相場は3営業日ぶりに反落した一方、パラジウムは4日続伸し過去最高値相場へ再浮上↑

【金相場】週明け5日のNY金相場は、翌6日の米中間選挙で様子見ムードが広がり全体的に小動きな展開に。中心限月の12月限は1トロイオンス1232.30ドル(-1.00ドル)と、横ばい圏ながら小幅続落して取引きを終了。この日の金相場は、翌日6日に控えた米国中間選挙を前に方向感を見極めたいとした様子見ムードが広がり、序盤より小動きな展開となった。一方、7、8両日には米連邦公開市場委員会(FOMC)も予定されていることから、重要イベントを控えてひとまず利益を確定しておこうとの動きが台頭し一時相場を圧迫された。ただ、その後は外国為替市場でドルが対ユーロで下落に転じると、ドル建てで取引される金商品に割安感が浮上。金相場は値頃感から買い戻しが入り、ほぼ横ばいの水準まで値戻して取引きを終えた。

国内の金相場は、小幅ながらマイナス圏で推移した週明けのNY市場を映して3営業日ぶりに反落。小売ベースでは1gあたり4,885円(-12円)と、前日までの高値推移から一服し、本日はマイナス圏での値動きとなりました。

《直近10日間の金相場価格推移(小売)》

11/06  4885円 (-12円)

11/05  4897円 (+21円)

11/02  4876円 (+65円)

11/01  4811円 (-28円)

10/31  4839円 (-6円)

10/30  4845円 (+11円)

10/26  4849円 (+6円)

10/25  4843円 (-8円)

10/24  4851円 (+21円)

10/23  4830円 (-7円)

直近10日間の金相場平均価格:4,853円/g


【パラジウム相場】週末5日のNYパラジウム相場は、押し目買いやドル安株高などが材料視され4営業日続伸。中心限月の12月限は1トロイオンス1121.60ドル(+17.10ドル)と、上げ幅を拡大し、先月23日に記録した過去最高値(1122.80ドル)水準に再浮上して取引きを終了。この日のパラジウムは、堅調となった先週末相場の流れを引き継ぎ序盤より買いが先行した。一方、米国の中間選挙を翌日に控え、様子見ムードから手じまい売りが一部で出るも、株高や押し目買いが入り上げ幅を拡大。ドルの軟化も支援材料となり、相場は一時1124.40ドルまで値を伸ばす場面もあった。

国内のパラジウムは、高値水準に再浮上したNY相場高を映して急伸。小売では1gあたり4,530円(+65円)と、先月24日に記録した過去最高値(2001年1月29日以来およそ17年9ヶ月ぶりに更新)と並び、一代高値水準に再浮上しました。

《直近10日間のパラジウム相場価格推移(小売)》

11/06  4530円 (+65円)

11/05  4465円 (+97円)

11/02  4368円 (+54円)

11/01  4314円 (+5円)

10/31  4309円 (-32円)

10/30  4341円 (-22円)

10/29  4201円 (-11円)

10/26  4212円 (-81円)

10/25  4293円 (-76円)

10/24  4530円 (+65円)

直近10日間のパラジウム相場平均価格:4,405円/g


現在、地金相場は世界情勢など様々な要因から価格変動が激しくなっており、為替相場との兼ね合いからも日相場の価格が乱高下する事も御座いますので、今後の動向にご注視下さい。13:05現在の金相場は1トロイオンス1231.05ドル、パラジウムは1115.80ドル、為替は1$113円30銭前後の値動きで推移しております。

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