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2018年10月26日国内金相場は横ばいながらプラス圏に転じ小反発↑一方、パラジウムは高値修正が継続し続落↓

【金相場】25日のNY金相場は、米株価が大幅反発したことで上値を抑えられるも小反発。中心限月の12月限は1トロイオンス1232.40ドル(+1.30ドル)と、横ばい圏ながら買い優勢で取引きを終了。外国為替市場では早朝にかけてドルが対ユーロで軟化。ドル建てで取引される金商品に割安感が広がったほか、アジア株の軟調さを受けて安全資産としての観点から、一時まとまった買いが入り1242ドル超まで値を伸ばした。  しかし、新規の手掛かり材料に乏しく、買いの勢いは午前中で失速。米国株が大幅反発する中、投資家のリスク選好意欲が回復したことや、ドルの対ユーロ相場が上昇に転じたことも圧迫要因となり、結局小幅高で取引きを終えた。

国内の金相場は、小幅高に振れたNY相場を映して上昇。小売ベースでは1gあたり4,849円(+6円)と、横ばいながらプラス圏に転じ小反発しました。

《直近10日間の金相場価格推移(小売)》

10/26  4849円 (+6円)

10/25  4843円 (-8円)

10/24  4851円 (+21円)

10/23  4830円 (-7円)

10/22  4837円 (+17円)

10/19  4820円 (-2円)

10/18  4822円 (±0円)

10/17  4822円 (+8円)

10/16  4814円 (+15円)

10/15  4799円 (+1円)

直近10日間の金相場平均価格:4,829円/g


【パラジウム相場】25日のNYパラジウム相場は、利益確定売りからの調整地合いとなり続落。中心限月の12月限は1トロイオンス1087.60ドル(-24.70ドル)と、マイナス圏で取引きを終了。この日のパラジウムは、利益確定目的から売り優勢となった前日相場の流れを引き継ぎ、序盤より軟調に推移した。また、前日の欧米株安に続いて、この日のアジア株も安値連鎖となった事も意識され売りが進行した。その後、米国株が堅調に推移し急反発した事で下げも一服するが、このところの急騰に対する利益確定売りも引き続き見られ、結局売り優勢で取引きを終えた。

国内のパラジウムは、引き続き利確売りに押されたNY相場を映して続落。小売では1gあたり4,374円(-81円)と、高値記録を更新した最近の急騰に対し、やや過熱感が意識されマイナス圏での値動きとなりました。

《直近10日間のパラジウム相場価格推移(買取)》

10/26  4212円 (-81円)

10/25  4293円 (-76円)

10/24  4530円 (+65円)

10/23  4465円 (+162円)

10/22  4303円 (+43円)

10/19  4260円 (-11円)

10/18  4271円 (-16円)

10/17  4287円 (-6円)

10/16  4293円 (+54円)

10/15  4239円 (-37円)

直近10日間のパラジウム相場平均価格:4,348円/g


現在、地金相場は世界情勢など様々な要因から価格変動が激しくなっており、為替相場との兼ね合いからも日相場の価格が乱高下する事も御座いますので、今後の動向にご注視下さい。14:10現在の金相場は1トロイオンス1236.75ドル、パラジウムは1089.75ドル、為替は1$112円21銭前後の値動きで推移しております。

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