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【金相場】18日のNY金相場は、ドル高に上値を重くするも、地政学的リスクの高まりや、イタリアの財政懸念などを背景に買いが入り反発。中心限月の12月限は1トロイオンス1230.10ドル(+2.70ドル)と、プラス圏に転じて取引きを終了。前日引け後に公表されたFOMC結果を受け、米連邦準備制度理事会(FRB)による利上げ継続観測が一段と強まる中、序盤はドル堅調の流れに押され金は小安く推移した。一方、欧州委員会がイタリアに対し、2019年予算案がEU財政規律から大幅に逸脱しているとの見解を通達したことに加え、サウジ人記者の殺害疑惑で米国とサウジの関係が悪化するのではないかとの懸念が広がり、投資家のリスク回避姿勢が強まり、安全資産とされる金が買われた。また、ショートカバーやテクニカル要因による買いも見られ、この日は買い優勢で取引きを終えた。サウジでは大規模な投資会議が来週開かれる予定だが、欧米有力企業の首脳らは相次ぎ参加見送りの意向を表明。ムニューシン米財務長官もこの日「サウジでの投資会議に出席しないことにした」とツイートしたため、投資家の間に警戒感が広がっている。
国内の金相場は、NY相場では買いが優り小幅高に振れるも、為替が円高に傾斜した事からマイナス圏に転じ反落。小売ベースでは1gあたり4,820円(-2円)と、横ばい圏ながら小幅に値を下げ、6営業日ぶりに反落しました。
《直近10日間の金相場価格推移(小売)》
10/19 4820円 (-2円)
10/18 4822円 (±0円)
10/17 4822円 (+8円)
10/16 4814円 (+15円)
10/15 4799円 (+1円)
10/12 4798円 (+96円)
10/11 4702円 (-17円)
10/10 4719円 (-2円)
10/09 4721円 (-66円)
10/05 4787円 (-19円)
直近10日間の金相場平均価格:4,780円/g
【パラジウム相場】18日のNYパラジウム相場は、地政学的リスクを背景に投資家心理が後退したほかドル高に圧迫され小幅安に。中心限月の12月限は1トロイオンス1064.70ドル(-2.90ドル)と、3日続落して取引きを終了。この日のパラジウムは、ドル高進行による割高感を背景に、序盤より小安く推移した。また、サウジアラビアの反体制記者、ジャマル・カショギ氏の失踪を巡り、米国とサウジの関係が悪化するとの見方から米国株式相場が大幅続落。地政学リスクの高まりを受けて投資家心理が冷え込む中、パラジウムも相場を圧迫され軟調となった。その後、金の上昇や、安値拾い、テクニカルな買いが入り、下値は限定的となった。
国内のパラジウムは、売りが優勢となったNY相場を映して3日続落。小売では1gあたり4,260円(-11円)と、値を下げマイナス圏での値動きとなりました。
《直近10日間のパラジウム相場価格推移(小売)》
10/19 4260円 (-11円)
10/18 4271円 (-16円)
10/17 4287円 (-6円)
10/16 4293円 (+54円)
10/15 4239円 (-37円)
10/12 4276円 (+43円)
10/11 4233円 (-60円)
10/10 4293円 (-10円)
10/09 4303円 (+43円)
10/05 4260円 (-27円)
直近10日間のパラジウム相場平均価格:4,272円/g
現在、地金相場は世界情勢など様々な要因から価格変動が激しくなっており、為替相場との兼ね合いからも日相場の価格が乱高下する事も御座いますので、今後の動向にご注視下さい。13:10現在の金相場は1トロイオンス1229.55ドル、パラジウムは1069.10ドル、為替は1$112円40銭前後の値動きで推移しております。