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2018年10月16日国内金相場は約3ヵ月ぶりの高値となったほか、パラジウムも反発し堅調な展開に↑

【金相場】週明け15日のNY金相場は、ドル安基調に伴う割安感や安全資産としての買いを背景に反発。中心限月の12月限は1トロイオンス1230.30ドル(+8.30ドル)と、中心終値では7月31日相場以来およそ2ヶ月半ぶりの高値で取引きを終了。この日は未明からドル安・ユーロ高が先行。ドル建てで取引される金商品に割安感が生じたことから金買いが活発化し、相場は一時1236.90ドルまで上昇するなど堅調地合いとなった。その後、高値圏では利益確定の売りが若干出たものの、サウジアラビアをめぐる地政学的リスクの高まりや、米中貿易摩擦に対する懸念がくすぶっていることも引き続き支援材料となり、プラス圏を維持したまま約2ヶ月半ぶりの高値で取引きを終えた。

国内の金相場は、買いが優った週明けのNY相場を映して上伸。小売ベースでは1gあたり4,814円(+15円)と、3日続伸し、7月20日相場以来およそ3ヶ月ぶりの高値となりました。

《直近10日間の金相場価格推移(小売)》

10/16  4814円 (+15円)

10/15  4799円 (+1円)

10/12  4798円 (+96円)

10/11  4702円 (-17円)

10/10  4719円 (-2円)

10/09  4721円 (-66円)

10/05  4787円 (-19円)

10/04  4806円 (-5円)

10/03  4811円 (+53円)

10/02  4758円 (+4円)

直近10日間の金相場平均価格:4,772円/g


【パラジウム相場】週明け15日のNYパラジウム相場は、ドル安や安値拾いの買い戻し、他貴金属の上昇をはやして買い一辺倒の展開となり急反発。中心限月の12月限は1トロイオンス1078.20ドル(+17.40ドル)と、直近高値を再度上抜き、中心終値では1月29日相場以来およそ8ヶ月半ぶりの高値で取引きを終了。この日のパラジウムは、外国為替市場でドルが軟調となった事を受け、ドル建てのパラジウムは割安感が意識され序盤より上昇した。また、前日相場では利益確定の動きからまとまった売りが出た事で、値ごろ感から安値を拾われたほか、金やプラチナなど他貴金属の上昇をはやして一時1083.60ドルまで値を伸ばす場面もあった。その後、リスクオフから米国株の下げを眺めて買いが一服するも、下値は限定的となり一段高で取引きを終えた。

国内のパラジウムは、一段高となったNY市場を映して反発。小売では1gあたり4,293円(+54円)と、前日の下げを埋めて、9日相場(1週間)ぶりの高値に値戻しました。

《直近10日間のパラジウム相場価格推移(小売)》

10/16  4293円 (+54円)

10/15  4239円 (-37円)

10/12  4276円 (+43円)

10/11  4233円 (-60円)

10/10  4293円 (-10円)

10/09  4303円 (+43円)

10/05  4260円 (-27円)

10/04  4287円 (+32円)

10/03  4255円 (-21円)

10/02  4276円 (-54円)

直近10日間のパラジウム相場平均価格:4,272円/g


現在、地金相場は世界情勢など様々な要因から価格変動が激しくなっており、為替相場との兼ね合いからも日相場の価格が乱高下する事も御座いますので、今後の動向にご注視下さい。11:55現在の金相場は1トロイオンス1228.55ドル、パラジウムは1079.40ドル、為替は1$112円01銭前後の値動きで推移しております。

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