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2018年10月15日国内貴金属はパラジウムを除いて堅調地合いが継続↑金は横ばいながら上伸し約1週間半ぶりの高値継続。

【金相場】週末12日のNY金相場は、ドル高基調や世界的な株価回復に圧迫されて反落。中心限月の12月限は1トロイオンス1222.00ドル(-5.60ドル)と、前日の大幅高から後退しマイナス圏で取引きを終了。前日に約2カ月ぶりの高値を付けるなど急騰した事から、この日は利益確定の売りも出やすく序盤より小安く推移した。また、アジア株に続き、欧米株価が反発するなど世界的な株安が一服。投資家心理がやや改善した事や、外国為替市場ではドル高に振れた事も圧迫要因となり売りが優勢となった。ただ、売り一巡後は安値反動から買い戻しも見られ下値は限定的となった。なお、週間ベースでは+16.40ドル(+1.3%)となり、7週間ぶりの上げ幅となった。

国内の金相場は、週末のNY市場では利確売りに押されるも、時間外取引の上昇を映してプラス圏へ。小売ベースでは1gあたり4,799円(+1円)と、横ばいながら小幅続伸し、前営業日同様に4日相場以来およそ1週間半ぶりの高値となりました。

《直近10日間の金相場価格推移(小売)》

10/15  4799円 (+1円)

10/12  4798円 (+96円)

10/11  4702円 (-17円)

10/10  4719円 (-2円)

10/09  4721円 (-66円)

10/05  4787円 (-19円)

10/04  4806円 (-5円)

10/03  4811円 (+53円)

10/02  4758円 (+4円)

10/01  4754円 (+49円)

直近10日間の金相場平均価格:4,766円/g


【パラジウム相場】週末12日のNYパラジウム相場は、ドル高や利益確定売りが優勢となり3営業日ぶりに反落。中心限月の12月限は1トロイオンス1060.80ドル(-14.40ドル)と、マイナス圏で取引きを終了。前日には直近高値を抜いて1月29日相場以来およそ8ヶ月半ぶりの高値を更新していたことから、この日は序盤より利益確定売りが出やすく軟調に推移した。一方、世界的な株安連鎖は一服し、アジアや欧米株価が軒並み上昇に転じた事で投資家心理が改善。パラジウムも一時買いが見られたが、ドルの上昇や金の反落を眺めて上値の重い展開となり、そのままマイナス圏で取引きを終えた。

国内のパラジウムは、利確売りが出た週末のNY市場を映してマイナス圏へ。小売では1gあたり4,239円(-37円)と、値を下げ反落しました。

《直近10日間のパラジウム相場価格推移(小売)》

10/15  4239円 (-37円)

10/12  4276円 (+43円)

10/11  4233円 (-60円)

10/10  4293円 (-10円)

10/09  4303円 (+43円)

10/05  4260円 (-27円)

10/04  4287円 (+32円)

10/03  4255円 (-21円)

10/02  4276円 (-54円)

10/01  4330円 (-27円)

直近10日間のパラジウム相場平均価格:4,275円/g


現在、地金相場は世界情勢など様々な要因から価格変動が激しくなっており、為替相場との兼ね合いからも日相場の価格が乱高下する事も御座いますので、今後の動向にご注視下さい。10:40現在の金相場は1トロイオンス1223.95ドル、パラジウムは1064.85ドル、為替は1$112円10銭前後の値動きで推移しております。

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