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【金相場】2日のNY金相場は、イタリアの財政不安が改めて意識される中、逃避需要として金が買われ反発。中心限月の12月限は1トロイオンス1207.00ドル(+15.30ドル)と、2週間ぶりの高値に戻して取引きを終了。イタリアの連立政権を構成する極右政党「同盟」の有力議員、クラウディオ・ボルギ氏は2日、自国通貨を持てば同国の大半の問題は解決され得ると言及。これを受けて、イタリアがユーロ圏から離脱するのではないかとの懸念が台頭し、安全資産とされる金に買いが集まった。また、この日はショートカバーや安値拾いの買いも入ったほか、早朝にかけて対ユーロで上昇していたドルが昼にかけて反転下落し、ドル建てで取引される金商品に割安感が意識された事も買いを後押し、この日は買い優勢で取引きを終えた。市場は週末に発表される米雇用統計に注目。また、米国と中国による貿易摩擦緩和に向けた交渉の行方も注視している。
国内の金相場は、約2週間ぶりの高値を付けるなど一段高となったNY相場を映して上昇。小売ベースでは1gあたり4,811円(+53円)と、3営業日続伸し、7月20日相場以来およそ2ヶ月半ぶりの高値を更新しました。
《直近10日間の金相場価格推移(小売)》
10/03 4811円 (+53円)
10/02 4758円 (+4円)
10/01 4754円 (+49円)
09/28 4705円 (-22円)
09/27 4727円 (-32円)
09/26 4759円 (+23円)
09/25 4736円 (-30円)
09/21 4766円 (+31円)
09/20 4735円 (+13円)
09/19 4722円 (+23円)
直近10日間の金相場平均価格:4,662円/g
【パラジウム相場】2日のNYパラジウム相場は、引き続き利益確定売りが優勢となり続落。中心限月の12月限は1トロイオンス1050.70ドル(-5.70ドル)と、マイナス圏で取引きを終了。この日のパラジウムは、このところの高値を意識され前日相場同様に利益確定売りが先行し序盤より軟調となった。また、イタリアの財政不安が改めて意識され、欧州株価やユーロが軟化した事も売り材料となった。その後、金など他貴金属の上昇を受けて連られた事や、米国株の上昇、ドル高の流れも落ち着きを見せ、売りは一服となった。
国内のパラジウムは、引き続き利益確定売りに押されたNY相場を映して続落。小売では1gあたり4,255円(-21円)と、本日貴金属では唯一のマイナス推移となりました。
《直近10日間のパラジウム相場価格推移(小売)》
10/03 4255円 (-21円)
10/02 4276円 (-54円)
10/01 4330円 (-27円)
09/28 4357円 (+91円)
09/27 4266円 (+33円)
09/26 4233円 (±0円)
09/25 4233円 (+54円)
09/21 4179円 (+70円)
09/20 4109円 (+81円)
09/19 4028円 (+124円)
直近10日間のパラジウム相場平均価格:4,227円/g
現在、地金相場は世界情勢など様々な要因から価格変動が激しくなっており、為替相場との兼ね合いからも日相場の価格が乱高下する事も御座いますので、今後の動向にご注視下さい。12:15現在の金相場は1トロイオンス1210.25ドル、パラジウムは1048.90ドル、為替は1$113円80銭前後の値動きで推移しております。