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2018年10月01日国内金相場は3営業日ぶりに値を上げ反発↑一方、パラジウムは上値追いが一服し14営業日ぶりに反落↓

【金相場】週末28日のNY金相場は、安値拾いの買いや週末を控えた持ち高調整から買われ反発。中心限月の12月限は1トロイオンス1196.20ドル(+8.80ドル)と、3営業日ぶりに反発して取引きを終了。前日までの下げを受けて、安値拾いの買いやショートカバーが入りやすかったほか、この日は週末・月末・四半期末が重なり、持ち高調整の買いも入り序盤より堅調に推移した。また、外国為替市場では朝方からドルが対ユーロで弱含み、ドル建てで取引される金商品に割安感が生じたことも買い材料となり上げ幅を拡大した。ただ、イタリアの財政懸念を背景にユーロ安・ドル高に振れた事から、午後には買いの勢いも一服した。

国内の金相場は、買い優勢となった週末のNY市場を映して上昇。小売ベースでは1gあたり4,754円(+49円)と、3営業日ぶりに値を上げ反発しました。

《直近10日間の金相場価格推移(小売)》

10/01  4754円 (+49円)

09/28  4705円 (-22円)

09/27  4727円 (-32円)

09/26  4759円 (+23円)

09/25  4736円 (-30円)

09/21  4766円 (+31円)

09/20  4735円 (+13円)

09/19  4722円 (+23円)

09/18  4700円 (-26円)

09/14  4726円 (+12円)

直近10日間の金相場平均価格:4,733円/g


【パラジウム相場】週末28日のNYパラジウム相場は、引き続き堅調地合いを維持し上伸。中心限月の12月限は1トロイオンス1072.80ドル(+1.60ドル)と、ここ10年では最長の13営業日続伸し、中心終値では1月29日相場以来およそ8ヶ月ぶりの高値継続で取引きを終了。この日のパラジウムは、買いが続いた前日までの流れを引き継ぎ序盤より小高く推移した。また、金の反発や、自動車の触媒需要増加を見越した買いに支えられ上げ幅を拡大。相場は一時1085.00ドルまで上値を伸ばす展開となった。ただ、このところ上昇が続いていた事から、やや過熱感が意識され利益を確定する動きが出やすかったほか、ユーロ安・ドル高に振れる場面では割高感も意識され、買い一服後は上値を抑えられる展開となった。この日を含めて13営業日続伸したパラジウムは、13日間では+111.00ドル(+10.30%)の上昇。

国内のパラジウムは、NY相場が時間外取引き軟調となった事を受けて国内では14営業日ぶりに値を下げマイナス圏へ。小売では1gあたり4,330円(-27円)と、前週末には1月18日相場以来およそ8ヶ月半ぶりの高値を付けるも、本日は上値追いが一服となりました。

《直近10日間のパラジウム相場価格推移(小売)》

10/01  4330円 (-27円)

09/28  4357円 (+91円)

09/27  4266円 (+33円)

09/26  4233円 (±0円)

09/25  4233円 (+54円)

09/21  4179円 (+70円)

09/20  4109円 (+81円)

09/19  4028円 (+124円)

09/18  3904円 (±0円)

09/14  3904円 (+38円)

直近10日間のパラジウム相場平均価格:4,154円/g


現在、地金相場は世界情勢など様々な要因から価格変動が激しくなっており、為替相場との兼ね合いからも日相場の価格が乱高下する事も御座いますので、今後の動向にご注視下さい。13:50現在の金相場は1トロイオンス1190.15ドル、パラジウムは1058.75ドル、為替は1$113円92銭前後の値動きで推移しております。

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