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【金相場】週明け30日のNY金相場は、米連邦公開市場委員会(FOMC)などの重要イベントを控えて様子見ムードが広がる中、小動きな展開に。中心限月の12月限は1トロイオンス1231.50ドル(-1.20ドル)と、小幅ながら値を下げ続落して取引きを終了。この日は新規の手掛かり材料が不足する中、翌31日から2日間の日程で開催されるFOMCの結果や、今週末に発表される米雇用統計の内容などを見極めたいとの思惑が広がるなか、金には持ち高調整狙いの売りが出て軟調となった。ただ、対主要通貨でドルが下げたため、ドルの代替資産として逆の動きをしやすい金の下値は堅かった。米国と中国による「貿易戦争」回避に向けた協議の行方が不透明である上、トランプ米大統領が利上げなどをけん制する発言を行う中、FRBがどのような政策運営方針を示すかに注目が集まっている。
国内の金相場は、小幅安に振れた週明けのNY市場を映して、横ばい圏ながらマイナス圏で推移し続落。小売ベースでは1gあたり4,766円(-1円)と、小動きな展開となりました。
《直近10日間の金相場価格推移(小売)》
07/31 4766円 (-1円)
07/30 4767円 (-8円)
07/27 4775円 (-20円)
07/26 4796円 (+6円)
07/25 4789円 (+5円)
07/24 4784円 (-22円)
07/23 4806円 (-23円)
07/20 4829円 (-25円)
07/19 4854円 (-8円)
07/18 4862円 (-27円)
直近10日間の金相場平均価格:4,803円/g
【パラジウム相場】週明け30日のNYパラジウム相場は、FOMC結果を控えて様子見ムードとなる中、安値拾いや、ドル安を意識した買いに支えられ上昇。中心限月の9月限は1トロイオンス922.50ドル(+4.00ドル)と、プラス圏に転じ反発して取引きを終了。この日のパラジウムは、米連邦公開市場委員会(FOMC)などの重要イベントを控えて全体的に様子見ムードが広がる中、利益確定売りが出た先週末の安値反動から序盤より買い戻しが先行し小高く推移した。その後、米国株が軟調に振れると、パラジウムもやや下押される場面も見られたが、ユーロ買い・ドル売りが進むと割安感が意識された買いが入り、そのままプラス圏で取引きを終えた。
国内のパラジウムは、買い優勢となった週明けのNY相場高を映して上昇。小売では1gあたり3,682円(+16円)と、前営業日の下げを戻し反発しました。
《直近10日間のパラジウム相場価格推移(小売)》
07/31 3682円 (+16円)
07/30 3666円 (-16円)
07/27 3682円 (-27円)
07/26 3709円 (+75円)
07/25 3634円 (±0円)
07/24 3634円 (+87円)
07/23 3547円 (+32円)
07/20 3515円 (-140円)
07/19 3655円 (-33円)
07/18 3688円 (±0円)
直近10日間のパラジウム相場平均価格:3,641円/g
現在、地金相場は世界情勢など様々な要因から価格変動が激しくなっており、為替相場との兼ね合いからも日相場の価格が乱高下する事も御座いますので、今後の動向にご注視下さい。11:40現在の金相場は1トロイオンス1225.45ドル、パラジウムは927.10ドル、為替は1$111円10銭前後の値動きで推移しております。